単身赴任が赤ちゃんの育児に与える影響は?どう対策する!?

家族を置いて1人仕事のために離れて暮らす単身赴任。
仕事に家族を巻き込み過ぎないための思いやりの1つでもありますが、やっぱり置いてくる家族には、様々な不安があるものですよね。

例えば赤ちゃんがいる時。
赤ちゃんが生まれたばかりの時に単身赴任、なんてことになると、様々な不安が出てくるものです。

そこで、そんな単身赴任が赤ちゃんの育児に与える影響と、その対策方法を紹介していきます。

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単身赴任が赤ちゃんの育児に与える影響

単身赴任が赤ちゃんの育児に与える大きな影響として、まず「環境の変化に過敏になる」ということが挙げられます。
普段は育児を中心になって行っているのがママで、パパがしばらく留守になっても大きな影響がないのではないか、と考える方もいらっしゃるでしょう。 ですが、実はそうとも言い切れません。

赤ちゃんは環境の変化にとても敏感です。
そのため、これまで朝や夜、休日などは当たり前のように家にいて、一緒に遊んでくれたり、抱いてくれたりしていたパパが長く会えない状況になると、敏感に感じ取り、不機嫌になったりするのです。

また、赤ちゃんはママの心の変化にも敏感です。
パパが単身赴任になってもデンと構えていられるようなママなら良いのですが、不安になったり、イライラしてしまうことが多いでしょう。 そのような気持ちを汲み取って、赤ちゃんがよく泣くようになったり、情緒不安定になってしまうこともあるのです。

単身赴任☆赤ちゃんの育児がしにくくなる!?

まだ何も分かっていないように見える赤ちゃんでも、実は周囲のことをよく観察して、色々なことを覚えています。
見知らぬ人がお世話をすると泣いたりしても、パパなら安心したような表情を見せる赤ちゃんも少なくありませんね。

ですが、単身赴任で赤ちゃんの育児がしにくくなってしまうというパターンもあります。
毎日のように会い、接しているパパにはなついても、めったに合わないパパにはなかなかなついてくれず、パパ見知りをするようになるのです。

そのため、たまに仕事が休みだからと家に帰って会いに行ったり、逆にママと赤ちゃんが会いに来てくれたりしても、パパを見て大泣きするようになってしまうことがあります。 まるで知らない人のような感覚になり、お世話をさせてくれないどころか、抱っこさえ嫌がる赤ちゃんも出てきます。

単身赴任で1人、別に住んで一生懸命仕事をしているだけなのに、ちょっと切ないですね。
また、ママにとってもパパが育児に関わりにくいというのは、育児の負担が増えてしまい、辛いことになってしまいます。

単身赴任の赤ちゃんの育児☆対策方法

単身赴任の赤ちゃんの育児で起こり得る様々な問題に対策していくためには、まずはできるだけ、赤ちゃんと関わり合う工夫をすることが大切です。 休日にはできるだけ家族に会うこと。
ですがもちろん、体を壊しては意味がありませんので、無理のない範囲で家族との時間を作りましょう。

それから、パパの顔を忘れてしまわないように、声を覚えておいてもらうために、まだ反応が無い赤ちゃんでも、できるだけこまめに連絡を取りましょう。 電話でパパの声を聞かせ、呼びかけてあげるだけでも違います。
顔を見せるためには、テレビ電話などが有効ですね。

また、時々、赤ちゃんに会えた時には、一緒にお風呂に入ったり、とにかくたっぷり遊び相手をするなど、充実した時間を過ごす工夫をしていきましょう。 一緒にいて楽しい時間がたっぷりあると、赤ちゃんの脳にもしっかりパパの存在が刻まれるでしょう。

それから、もう1つ忘れてはならないのがママのケアです。
パパが単身赴任中は、ママは不安でいっぱいの中で、1人で育児に奮闘しています。

もし電話や会った時の会話で、そんなママが愚痴を言ったりするときには、きちんと耳を傾けてあげましょう。
「こっちは仕事で疲れてるんだから、そんな話聞きたくない」なんて言ってはいけません。
ママの育児は、仕事と同じくらい、あるいはそれ以上に大変なものなのです。
「仕事をしている方が偉い」というような態度を取ってしまうと、ヘタをすれば離婚の危機になる恐れがありますので、これには要注意です。

それから、もしママが愚痴1つ言わない強い女性であった場合にも、爆発してしまわないようにねぎらいの言葉をかけましょう。
「赤ちゃんの育児、大変じゃない?」「いつもありがとう」といったことを電話などで言うようにしておけば、ママも、離れていてもパパが心の支えとなり、1人での育児も頑張る気持ちになれるものです。

まとめ

単身赴任で赤ちゃんの育児に不安を抱えている方は少なくありません。
たった1人で仕事に立ち向かおうとしているのに、赤ちゃんに忘れられたり、ママが育児で疲れ果てて離婚の危機、なんてことになったら理不尽ですよね。 ですが、そんな事態になる家庭は少なくないのが現実です。
離れていても、きちんと家族との関係を保つ努力をしていきましょう。

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