寒ブリの時期や栄養とは?旬はいつでどんな魅力があるの!?

冬になると、寒ブリと言われるブリが市場に出回るようになりますね。
脂がのって、この時期のブリが1番美味しいというファンも多いでしょう。

そんな寒ブリの時期ですが、旬は一体いつなのか、イマイチ分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、寒ブリの栄養についても興味深いところですよね。

そこで、気になる寒ブリの情報を調べてみました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

寒ブリの時期☆旬はいつ?

寒ブリの時期、旬と言えるのはいつでしょうか?

まず寒ブリというのが何なのかと言うと、これは冬のブリですね。
この差かなは春から夏にかけては暖流に乗って北上していきます。
そして晩秋から初冬の時期にかけ、南下してくるのです。

回遊の過程で北上し、北海道付近まで訪れるブリ。
ここの冷たい海で身を引き締め、さらに産卵の時期を控え、しっかり脂がのった状態で南下してきます。
これこそが寒ブリの魅力なのですね。

ブリは、漢字で書いた時、鰤となります。
これは師走の時期に旬を迎える魚であることを意味しています。

そんなブリが寒ブリと呼ばれるようになる次期ですが、これは11月〜2月にかけてです。
そしてさらに、この時期の中でも12月〜1月にかけては、漁獲の最盛期となっています。

この時期を狙って、ぜひ絶品と称される美味しい寒ブリを食べておきましょう。

寒ブリの栄養は?

味の美味しさで定評のある寒ブリ、栄養面ではどうでしょうか?
脂がのっていると言うと、どうしてもダイエット中の女性などは抵抗を感じてしまいますよね。

ですが、実はブリという魚は、女性もぜひ積極的に食べておきたい、大変魅力的な栄養を含んでいるのです。
例えば脂についてですが、これは動物性の脂肪とは違い、DHAやEPAといった質の良い油が含まれます。

さらにタンパク質、ビタミンB2・B6・B12やビタミンD、ナイアシンといった栄養素もバランスよく含有しているのです。

これらは美容面でも健康面でも、大変魅力的な栄養素ですよね。
例えばDHAやEPAは、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
生活習慣病の予防や、代謝促進して美肌、ダイエットといった効果も期待できるので、老若男女問わず見逃せません。

それから、ビタミンB群はエネルギー代謝のサポートなどに働きます。
疲れを癒やしたり、お肌のターンオーバーを促進したり、太りにくくするなどの効果も期待できます。

ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートする働きがあり、骨粗鬆症の予防や、成長期の子どもを支えるためにも大きな役割を担っています。 このように、ブリに含まれる栄養素は大変魅力的で、ぜひ積極的に取り入れたいものばかりなのですね。

ちなみに、寒ブリはお刺身で食べた場合、100gあたりのカロリーが257kcal程度です。
脂がのっている分、カロリーはやや高めにはなります。
食べ過ぎに注意しながら、上手に取り入れていくと良いでしょう。

寒ブリの魅力とは?

日本では様々な魚が食されていますが、中でも寒ブリは人気の高い魚の1つです。
ではなぜ、ファンが多いのか、その魅力に迫ってみましょう。

まず寒ブリというのは、日本近海にあるブリのうち、日本海で漁獲されたものだけが名乗れます。
つまり意外と貴重な存在なのですね。

それから、特に寒ブリの名産地として知られているのが富山湾なのですが、ここに来るまでに寒ブリは北の海で身を引き締め、脂がしっかりとのったちょうど良い状態になっています。 この寒ブリは、人間の味覚にもちょうど心地よく、美味しく感じられる脂ののり具合になっていると言われています。

寒ブリの味が美味しいのは、厳しい条件をクリアした、一時期のみしか食べられない貴重な魚だからこそです。
種類としては、氷見寒ブリ、土佐寒ブリ、能登寒ブリという種類があります。
特に富山湾で収穫される氷見寒ブリは絶品と称されますが、この氷見寒ブリを名乗るためには、6キロを超える大きさがあり、身がしっかり太っていなければなりません。

大変厳しい条件をクリアしていないとダメなので、氷見寒ブリとして出荷される寒ブリは、幻の魚と言っても良いほどの価値があるのです。

まとめ

寒ブリの時期、栄養など、知れば知るほど、この魚には多くの魅力があることが分かりますね。
美味しくて、しかも栄養もたっぷりな寒ブリ。
ぜひ、毎年旬の時期に1度は食しておきたいものですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク