冬らしくて素敵なメニューにはいくつかありますが、中でもぜひチャレンジしてみたくなるのが、シチューのパイ包みです。
ただ容器にパイをかぶせて焼いただけなのに、一気に見た目のオシャレ感が増し、テンションも上がりますよね。
そんなシチューのパイ包みを、家庭でも失敗することなく、簡単にできるコツはあるのでしょうか?手作りが難しそうなイメージの、このお料理の簡単な作り方を調べてみました。
シチューのパイ包み☆コツは残り物で!
シチューのパイ包みは、カップに入れたシチューに、容器のところにパイ生地をかぶせて、オーブンで焼き上げて作ります。ただ、シチューからの手作りとなると、かなり面倒に感じられるものですよね。
そこで実践したいのが、残り物のシチューを使った方法です。残り物を使用する、というのは1つのコツでもあります。
というのは、シチューのパイ包みを作る際、ホカホカのできたてシチューだと扱いにくいということが起こってくるからです。
パイ生地はバターをたくさん含んでいますので、これを温かいシチューの上に乗せてしまうと、どうしても柔らかくなって扱いにくくなります。
その点、残り物であれば冷えているので簡単にパイ生地をかぶせることができますね。残り物が無いなら、レトルトのものを購入してきても良いでしょう。
シチューのパイ包みのコツ☆パイシートを活用!
シチューのパイ包みを作る際に、最も気になるのはパイ作りの過程でしょう。パイ作りには、イロイロなコツが必要です。
バターたっぷりの生地を何層にも織り込み、苦労して作りあげなければなりません。しかも失敗もしやすいので、これが大変なところですよね。
そこで、より手軽にシチューのパイ包みを作るためのコツとしては、市販のパイ生地を使用することです。
パイ生地なら、最初からパイになっているので、そのままカップにかぶせて焼けば良いだけで作ることができます。パイ生地作りに必要なコツは、一切不要になるわけです。
このパイ生地を乗せる際には、まずカップよりも1周り大きいサイズになるまで、麺棒で伸ばしてください。
この時、厚みが均一になるようにするのが1つのポイントです。厚みがバラバラだと、焼けた部分と生焼けの部分が出てきてしまいます。
それから、よりキレイに仕上げるために、かぶせた時に余分な部分をきちんと落として、カップに貼り付けるように周辺を指で軽く押しておきます。
そして、パイの表面には、溶き卵を水に薄めたものを軽く塗布しておくと光沢が出て、よりキレイに仕上がります。
シチューのパイ包み☆食べ方にもコツ!
作り方には様々なコツがあるシチューのパイ包みですが、食べ方にもコツがあります。一見、パイ生地に包まれたこのお料理は、一体どうすれば食べられるのか、と疑問を感じてしまう人もいるでしょう。
バターが多いパイ生地は、頑張ればカパっとカップから外れてしまいます。外してから食べてしまおうという方も、中にはいるかもしれません。
ですが、シチューのパイ包みの食べ方では、より美味しくいただくための大切なコツがあります。それは、パイ生地を上からスプーンで崩してからいただくということです。
崩したパイ生地はシチューの中に入りますので、シチューを付けていただきます。これこそが、パイ包みにした醍醐味なのですね。
パイ生地とシチューの相性は抜群です。崩しながら生地を中に入れながら、普段のシチューとは一味違った風味を満喫してみてください。これ1つあるだけで、冬の食卓が楽しみになるでしょう。
まとめ
シチューのパイ包みは、ある程度のコツさえつかんでおけば、意外と気軽に作ることができる料理だということが分かりますね。
パイ生地の中に入れるのは、必ずしもホワイトシチューである必要はありません。ビーフシチューやスープなど、好きなものでチャレンジしてみると良いでしょう。
パイ生地を割ったら中から何が出てくるのかお楽しみ・・・なんていうのも素敵ですね!