カニの茹で方☆冷凍の場合はどうすれば美味しくいただける?

カニ ゆで方

寒い季節と言えば鍋が美味しいですね!そして、そんな鍋料理の中でも、特に少し高級な食材として大人気なのがカニです。最近では冷凍でも美味しいものが手に入りやすくなりました。

ですが、そんな冷凍のカニ、茹で方が難しいと感じてしまう人もいらっしゃるでしょう。そこで、上手な茹で方について調べてみました。

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カニの茹で方☆まずは解凍!

冷凍のカニの場合、茹で方の前に、まず重要となるのが解凍の仕方です。解凍の仕方を間違えると、風味も一気に損なわれてしまいます。

まず解凍する際には、急速な解凍は避けた方が良いでしょう。冷蔵庫で時間をかけてゆっくりと溶かしていきましょう。

解凍時間はカニの種類、大きさ、それからグレースと言われる、表面に付着する氷の厚みによっても違ってくるため、一概には言えません。

ですが、目安としては半日~1日程度、冷蔵庫に置いておくと良いでしょう。完全に解凍するよりも、8割程度の解凍状態で使用した方が、旨みが逃げてしまうことなく美味しくいただけます。

それから、カニは乾燥してしまうとぱさぱさと美味しくなくなってしまいます。冷蔵庫は乾燥しやすいので、それを防ぐために、解凍時には湿らせたキッチンペーパーで包み、さらに上からラップをかけて解凍していくと良いでしょう。

こうして丁寧に時間をかけて解凍すれば、冷凍のカニでも、茹でた時のおいしさが違います!また、カニは1度解凍すると、再び冷凍することはできません。そのため、解凍時にはその時食べられる分だけを小分けに解凍することが大切です。

それから、むき身の状態で冷凍された便利なカニも、最近ではよく販売されていますね。こちらはゆっくり時間をかけて解凍すると、黒ずんでしまい、逆に美味しくなくなってしまいます。

むき身の場合はビニール袋に入れて流水をかけ、食べる直前に解凍した方が良いでしょう。これは少し凍っていたとしても、しゃぶしゃぶや焼きガニなど加熱して食べるものなので安心です。

カニの茹で方☆生の場合

続いて、解凍したカニの茹で方ですが、これは生の場合とボイルの場合で違ってきます。冷凍のカニ、と言っても、生の状態で凍らせたものと、ボイルした状態で凍らせたものとがありますね。

どのような状態かによって調理方法も全く違ってくるので、事前にしっかり確認しておくことが必要です。

それから、生の状態で茹でる際ですが、これには約3%程度の塩水が必要になります。カニが浸かるくらいの多めの量の塩水を沸騰させ、そこにカニを加えて再沸騰させて時間を計測します。

カニの種類、大きさにもよりますが、タラバで1.5キロから約20分、ずわい蟹で1キロなら約20分程度です。

毛ガニの場合には、約5%の塩水で茹でていきます。こちらは500gで約20分程度となります。

それなりに濃度のある塩水で茹でていくわけですので、ボイルのカニを再度茹でてしまうと、かなり辛くなり、カニ本来のおいしさが味わえなくなるかもしれません。
そのため、ボイルのものはこのような茹で方はしない方が良いでしょう。

こうしてじっくり茹でたカニは、冷水に取り、粗熱を取ったらできあがりです。後は色々なレシピにアレンジして、高級食材、カニを満喫してみましょう!

カニの茹で方☆ボイルの場合

ボイルの状態で冷凍されたカニですが、この場合は自然解凍する必要も無いと考えて良いでしょう。毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニと色々な種類がありますが、ボイルの場合は茹で方、解凍の仕方に関しても、最もおいしく仕上がる方法は基本的に同じです。

これは、凍ったままのカニを、蒸気が上がった蒸し器に入れて、20分ほど蒸してしっかり中まで温めるという方法です。

どの程度で中まで温まるかは、カニの大きさによるので、絶対に20分で良いとは言えません。時々、中までしっかり溶けているかどうか確認しながら仕上げていくと良いでしょう。

冷凍後それほど時間が経っていないカニならば、こうして蒸すことで、茹で立てのような美味しさをじっくり味わうことができます。

こうして蒸して解凍したカニなら、そのままポン酢醤油などを付けてシンプルにいただいても、充分な美味しさを実感することができるでしょう。

まとめ

カニの茹で方のコツは、塩水でしっかり茹でることですね。ですが、冷凍のカニの場合には、茹で方よりも重要なポイントがあるようです。

それが、解凍。解凍方法によって味も全く変わってきますので、使用するカニに応じた正しい解凍方法を実践していきましょう!

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