ブリ大根のレシピ☆あらを使って簡単に美味しく作る方法は?

ぶり大根

ブリ大根というと、販売されているものや飲食店で出されるものは、柔らかい身の部分が用いられていますよね。これはこれで美味しいのですが、ブリというお魚は、あらまで大切に食べたいほど魅力的な食材です。

あらというのは魚の頭やカマなどの部分。本来なら生ごみになってしまいそうなところですよね。そこで、そんなブリのあらを活用して作るブリ大根のレシピについて、調べてみました。捨ててしまわずに、上手に使い切りましょう!

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ブリ大根☆あらを使ったレシピの下処理

ブリ大根を作る際に、あらを使うのであれば、大切なのはその下処理です。下処理をきちんとしておかないと、あら特有の臭みが出てしまい、せっかくのおいしいブリ大根が台無しです。本格レシピに入る前に、あらをきちんとおいしく処理しましょう。

その方法は、まず塩を振ることです。あらが500gあるとすれば、塩は小さじ1/3程度で良いでしょう。バットなどにあらを並べて、全体に塩をふりかけていきます。

そうして塩をした状態で10分ほど時間をおきます。その後、ボウルにぶりを入れ、ここに熱湯をかけて「霜降り」と言われる処理をしましょう。こうすることで、ぶりのあらにあるぬめり、汚れなど臭みの原因が取り除かれます。

霜降り後のお湯はすぐに流し、その後、水を入れて冷まします。こうしてボウルの中で手を使ってさらに洗いながら、血の塊や鱗などを取り除いておきましょう。こうした丁寧な下処理は、ブリ大根のレシピそのものよりも大切なのです。

ブリ大根のレシピ☆大根は下茹でする!?

ブリ大根のレシピでは、まずあらの下処理が大切なことが分かりましたが、続いての主役、大根はどうでしょうか?これに関しては、より早く火を通すためにも、甘味をアップさせるためにも、1度、米のとぎ汁を使用して下茹でするという方法が一般的です。

大根がかぶるくらいの量の米のとぎ汁を用意して火にかけ、中火で15分ほど煮込んで、柔らかい大根に仕上げましょう。米のとぎ汁には、大根を軟らかくしたり甘味を増したりする効果があると言われています。水の節約にも役立つので一石二鳥ですね!

ただし、中には下茹での必要が無い、というレシピを提案する方もいらっしゃるようです。下茹でしなくても、ブリのあらと共に長い時間煮込めば、充分にやわらかくなりますし、味も染み込みます。

時間が無い時、面倒な時には、下茹でなしで大根を使用してみても良いですね。両方作って食べ比べる、というのも1つの方法です。

ブリ大根☆あらを使ったレシピ

続いて、あらを使って作るブリ大根の本格レシピです。下処理したブリのあらと大根を用意し、鍋に、これらと生姜の皮少々、だし汁を加えます。大根1/2本に対してブリのあらは300g程度、だし汁は約1カップです。

そうして煮立ったら、調味料を加えていきます。酒とみりんが50、醤油が30程度。これらを加えて、丁寧にアクを取り除きながら、落し蓋をして30分ほど煮込みます。味見しながら、醤油の量を調整していってください。

汁気がほぼ無くなるまで煮込めば完成です。下処理さえきっちり行えば、あとは調味料を加えて煮込むだけの、意外と簡単なレシピですね。時間がかかるので、圧力鍋などを利用してみても良いでしょう。

まとめ

ブリ大根は、あらを使用することで出汁がよく出て、さらに美味しさが増すと言われています。料亭で出てくるような洒落たキレイなブリ大根も素敵ですが、家庭ならではのあらを使用したレシピも、また違った良さがありますね。意外と簡単に作れてしまいますので、ぜひチャレンジしてみましょう!

これができれば主婦としても見直されますし、男性なら「男らしい料理」として評価されること間違いなしです!下処理こそ大切なこの料理は、まさに性格が現れるレシピと言っても過言ではありません。丁寧な下処理をしてこそ仕上がる絶品の煮物というのは、気持ちもこもり、ご馳走する相手にも喜ばれるでしょう。

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