赤ちゃんの日焼け止め☆ぶつぶつができてしまった時の対処法は？

赤ちゃんにも紫外線対策が必要、という認識は日本でも徐々に広まってきていますね。
ですが、赤ちゃんのお肌というのは非常にデリケートで、ぶつぶつができてしまうこともあります。
そんなぶつぶつがある時に日焼け止めを塗るのはOKなのでしょうか？

また、日焼け止めを使用することでぶつぶつが起こるケースもあります。
赤ちゃんが日焼け止めでぶつぶつを起こした場合は、どう対処すれば良いのでしょうか？
そんな気になるポイントについて紹介していきます。

赤ちゃんの日焼け止め☆ぶつぶつがある時は？

赤ちゃんの日焼け止めはぶつぶつがある状態で使っても良いのかどうか、という点についてですが、これは症状によると考えてください。

基本的に、ぶつぶつと湿疹が出ているような時には、その部分に紫外線を当ててしまうと、肌トラブルも悪化してしまうことが分かっています。中には、湿疹に紫外線が当たることで痕が残ってしまった、というケースもありますので、そういった事態になるのを防ぐためにも、紫外線対策は必要です。

腕や足などなら、衣類で直射日光が当たるのを防ぎ、低月齢の赤ちゃんなら、外出は控えることが大切です。
ですが、顔で、また日中に出かけなければならない用事があるような場合には、やはり日焼け止めを塗る必要性が出てきます。

ぶつぶつがあるお肌に日焼け止めを塗る際には、薬を塗った上から塗布します。
小児科医や皮膚科医などともよく相談しながら、安全性の高い日焼け止めを使用することで、ぶつぶつがある赤ちゃんのお肌を悪化させないよう、しっかり対策していきましょう。

赤ちゃんの日焼け止めはぶつぶつがある状態だと使用を迷ってしまうかもしれませんが、「お肌に異常があるからやめておこう」という判断こそが、ぶつぶつを引き起こしたり、悪化させる原因になることもあるので要注意です。

実は赤ちゃんの中には、紫外線に対してアレルギー反応を起こしてしまう子もいます。
そのような子が日焼け止めを塗らずに外に出てしまうと、ぶつぶつが起こったり、かゆみや腫れなどの症状が出てきてしまいます。

赤ちゃんにぶつぶつが出ていても、紫外線が原因だとは考えない人が大半です。
ですが、他に原因が考えられない場合、紫外線が原因ということも大いにあり得るという点を忘れないでください。

紫外線によるアレルギーで起こるぶつぶつを防ぐためには、紫外線を浴びないことが重要です。
衣類などでしっかり対策し、覆うことが難しい顔などの部分については、日焼け止めもしっかり使っていきましょう。

ぶつぶつがあるから、と日焼け止めの使用を控えたことが原因で、ぶつぶつが悪化してしまうことがある、という点は忘れないようにしてください。

赤ちゃんの日焼け止めはぶつぶつがあっても、基本的には使用可能ですし、むしろ使わなければますます、症状を悪化させることになりかねないということが分かりました。ですが、だからと言って日焼け止めが絶対にぶつぶつの原因にならないかと言えば、そういうわけではないので注意は必要です。

例えばノンケミカルタイプの日焼け止めは、低刺激で赤ちゃんのお肌にも優しいということで知られていますが、実は誰に対しても、全ての日焼け止めが安全とは言い切れないのです。ノンケミカルでも化学成分が入っていることもありますし、また配合されている天然成分がお肌に合わず、ぶつぶつが出てしまうこともあります。

このような症状を起こすのを防ぐためには、日焼け止めを使用する前に、まずは目立たない部分で試すことが大切です。
パッチテストという方法で、腕の内側など目立たない部分に少量だけを塗布して、赤ちゃんのお肌に異常が表れないか確認します。

それで問題なければ、顔全体に使用していく、という方法にすれば、安心して使うことができますね。
大人でもそうですが、特にバリア機能の低いデリケートなお肌の赤ちゃんに日焼け止めを使用する際には、これくらいの安全性への配慮が必要です。

もしぶつぶつが出てしまったり、異常が発生した場合はすぐに使用を中止し、医師に相談するようにしましょう。

赤ちゃんの日焼け止めはぶつぶつがあっても、基本的には使用可能ですが、注意しなければならないポイントもあります。
日焼け止めが原因でぶつぶつが発生するリスクもある、ということを忘れず、正しく使い、異常があればすぐ使用を中止することを心がけてください。