柚子のお風呂は赤ちゃんでも入ることができる?何カ月からOK?

冬至には、お風呂に柚子を浮かべて楽しむという習慣がありますね。
冬至以外でも、血行促進効果が期待できると言われる柚子のお風呂は、特に美容や健康に意識の高い女性の間で人気があります。
冷え性対策や美肌効果などに期待して、柚子のお風呂を満喫したいですね。

そんな柚子のお風呂ですが、赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんを入浴させても大丈夫なのかどうか、というのが気になるところでしょう。
そこで、柚子のお風呂に赤ちゃんを入浴させる際の注意点などをチェックしてみましょう。

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柚子風呂は赤ちゃんが入ってもOK?

まず、柚子風呂に赤ちゃんが入っても大丈夫なのかどうかという点についてです。

これに関しては、絶対にダメというわけではないものの、「あまりおすすめはできない」と言うことができます。
なぜなら、柚子のお風呂はお肌に刺激を与えてしまうこともあるため、デリケートな赤ちゃんのお肌にトラブルを起こす原因になる可能性があるからです。

柚子には、リモネンという成分が含有されています。
そして、このリモネンにはお肌を刺激してしまうという特徴があります。
大人が柚子風呂に入った時にも、お肌にピリピリとした刺激を感じることがありますよね。
それは、柚子に含まれるこのような成分が原因なのです。

さらに、赤ちゃんのお肌は大人の半分~1/3程度の厚さしかないと言われています。
そのため、大人よりも強い刺激を受けやすいと考えられるのです。

これらの理由により、赤ちゃんが柚子のお風呂に入るのは控えるべき、ということが言えますね。

柚子のお風呂☆赤ちゃんや子供の注意点

基本的には柚子のお風呂は、赤ちゃんは入らない方が良いのですが、知らずに入浴させてしまうこともあるでしょう。
また、「もう1歳を過ぎた子供だから大丈夫」と考えて柚子のお風呂に入浴させることもありますね。

そのような時には、特に注意しなければならない点があります。
まず、お肌に万が一のトラブルが起こった場合の対処ですね。

例えば柚子のお風呂に入った後、湿疹やかぶれなどの症状が起こってしまった場合には、速やかに洗い流し、ひどい時は皮膚科を受診しましょう。
また、柚子に対してアレルギーを持っている赤ちゃんや子供の場合は、柚子のお風呂に入ることで、アレルギーの症状が起こる可能性もあります。
異常を感じた時には、すぐにお風呂からあがらせ、洗い流して医師に相談してみましょう。

それから、お肌が乾燥している赤ちゃんや子供は、特にお肌のバリア機能が低下しているため、柚子の刺激を強く感じてしまうことがあります。
お肌がひどく乾燥し、粉を吹いているような状態なら、柚子のお風呂に入れるのはやめておきましょう。

柚子のお風呂☆何歳から安全?

柚子のお風呂は赤ちゃんを入浴させるのには、適さないということですが、「だったら何歳からならOKなの?」なんて考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
これについては、個人差がありますので、一概には言えません。

もちろん、中には生後数ヶ月の赤ちゃんでも、全くトラブルなく柚子のお風呂に入れてしまうこともあります。
ですが、もしものトラブルが起こることを警戒するなら、できれば2歳を超えてから入れてあげるのが理想的ですね。

2歳を過ぎれば、子供のお肌も徐々に強くなっていきます。
痒みなどの不快感を感じた場合にも、2歳の子供なら、ある程度の意思表示ができるので気付いてあげられやすいですよね。

日本の古き良き文化に触れるのは大切なことですが、赤ちゃんの頃から無理に柚子のお風呂に入れる必要はありません。
むしろ、ある程度、いろいろなことが理解できるようになってくる2歳ごろから入れてあげた方が、喜んでくれることでしょう。

まとめ

一見、美容にも健康にも良さそうなイメージのある柚子のお風呂ですが、実は赤ちゃんには、良くない影響も懸念されるということが分かりました。
冬至の時に、どうしても赤ちゃんを柚子のお風呂に入れてあげたいという場合は、柚子の香りの入浴剤などを使ってみても良いかもしれませんね。
大人と同じではない、デリケートな赤ちゃん。
そんな赤ちゃんを思いやりながら、日本の古き良き文化を伝えていきましょう。

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