七草粥を炊飯器で予約☆水の量は?簡単な作り方は?保存方法は?

お正月にご馳走続きで疲れた胃腸を休めるための、七草粥。
これを毎年の楽しみにしているという方も、多いのではないでしょうか?
ただ、作るのは少し面倒ですよね。

そこで、七草粥を炊飯器の予約機能を使って作っておけば、朝食にも時間をかけずに気軽にいただくことができます。
そんな炊飯器で予約しておく場合の水の量や、簡単な作り方、また保存の方法など気になる点について紹介していきます。

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七草粥を炊飯器で予約☆水の量

七草粥を炊飯器で予約しておく際、通常のごはんを炊く際よりも多めの水の量が必要になります。
では、具体的に七草粥を炊飯器んで炊く際の水の量は、どの程度なのでしょうか?

これについては、炊飯器にお米の場合の水加減が記載されていますので、これに合わせて入れていくのが1つの方法です。
あるいは、何分がゆにしたいかを考えて、お好みで計量して入れていくという方法もあります。

例えば7分粥を作りたいのであれば、お米1に対して水は7、という割合になります。
お米が1カップなら、水は7カップということです。
かなりたっぷり目の水を使用することになりますね。

ちなみに、炊飯器のおかゆの目盛りに従って水を入れ七草粥を炊いた場合、1合で4〜5杯分のおかゆが出来上がります。
これがご飯ならお茶碗に2杯分程度です。

つまり、水の量が多くなることで、出来上がりの量は倍程度になるというわけですね。
その点を理解して作らないと、「思っていた以上に大量にできてしまった!」という事態になりかねないので注意しましょう。

七草粥を炊飯器で予約☆簡単な作り方

七草粥を炊飯器で予約しておく場合の簡単な作り方としては、まず七草を別に下茹でしておくことが1つのコツになります。
七草の草はよく洗って一緒に炊けば火が通りますし、アクもそんなに多くはないので、出来立てを食べるだけなら切った七草を炊飯器に入れてスイッチを押すだけでもOKです。 ですが、炊飯器の予約機能を使う場合には、下茹でしたものを後から加えた方が色良く、キレイに仕上がるでしょう。
七草を長時間、水に浸しておくのは衛生面も懸念されますので、下茹でして刻んだものを冷蔵庫で保存しておき、炊き上がったおかゆに混ぜましょう。

ただし、すずなとすずしろに付いている白い根の部分については、薄く切って一緒に炊き上げてしまいましょう。
この部分はしっかり火を通しても見た目が悪くならないので炊飯器で炊いても問題ありません。

それから、炊飯器で作る場合には「おかゆモード」を選択するようにしてください。
通常のごはんを炊く時の炊飯モードを利用してしまうと、吹きこぼれが起こり、大変な事態になることもあります。

これらの点に注意すれば、あとは炊飯器におかゆの量の水を入れて、予約をセットしておけば良いだけです。
作り方はとても簡単ですね。

もし、ただの七草粥では物足りないという場合には、鶏ガラスープの素などを加えてみても良いでしょう。
中華がゆのような美味しさになり、いつもと違う七草粥を楽しめます。

七草粥を炊飯器で予約☆保存方法は?

七草粥を炊飯器で予約して作った場合、やってしまいがちな失敗の1つが、保温機能を使った保存です。
保温機能というのは、いつでも温かく美味しくいただくためには大変便利なものですが、おかゆでこれを用いると様々な問題が生じてきます。

まず、お米は水をよく吸うので、保温機能のまま炊飯器で放置すると、水を吸い過ぎてべちゃべちゃしてしまうというデメリットがあります。
さらに水分が多いおかゆは傷みやすいため、保温のような状態で置いておくと、ますます傷み方がひどくなり、風味を落としてしまったり、食べられなくなる可能性もあるのです。

では、どう保存すれば良いのかという問題ですが、もし食べ残す分があるのであれば、これをタッパーに1回食べきりの量で入れていき、粗熱を冷まして冷凍しておきます。 食べたい時にはレンジで解凍するだけです。

おかゆは、基本的には作ってすぐに食べるのが最もおいしい食べ方です。
できるだけ保存せずに食べきるのが理想ではありますが、どうしても食べきれないという時には、冷凍という方法で保存してみましょう。

まとめ

七草粥を炊飯器で予約する際には、水の量はモードなどに注意しなければなりません。
ですが、そういった最低限の注意さえしておけば、後は楽々、美味しい七草粥を作ることができてしまいますね!
お正月早々、面倒なことをしたくないという場合には、そんな炊飯器のパワーを借りてみてはいかがでしょうか?

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