チアシードの戻し方☆水の量はどのくらいが適正?安全に食べるには?

美容や健康に役立つということで、様々な食品が注目を集める中で、一大旋風を巻き起こした物の1つと言えばチアシードですよね。 水で戻して食べることで、膨らんで少量でもしっかり満足感が得られ、ダイエット中の空腹を紛らわすのに良い食材として注目されてきました。

では、そんなチアシードの戻し方、水の量などはどの程度が適正なのでしょうか?
安全に、しかも美味しく食べるためのコツをチェックしていきましょう。

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チアシードの戻し方☆水の量の適正は?

まずはチアシードの戻し方で水の量の適正について、どの程度なのかを確認してみましょう。

基本的に、チアシードは食品ですので、水で戻す時の量については厳密なルールはありません。
ですが、目安としてはチアシードの量の10倍程度と考えておくと良いでしょう。

例えば大さじ1杯のチアシードを水に浸けておく場合は、大さじ10杯程度の水が必要になるということが言えます。

チアシードは水に浸けると、10倍ほどに膨らむという性質を持っています。
このことからも、10倍くらいの量の水を加えておくのが適していると言えますね。

チアシードの戻し方☆水の量以外のコツ

チアシードの戻し方は水の量以外にもコツがあります。
それは、この種子は水に浸した後、12時間ほど冷蔵庫で放置するという点です。
浸してすぐに飲めないのは残念ではありますが、水戻しした後でも保存がきく食材なので、12時間以上浸すことを心がけましょう。 夜寝る前に浸しておいて、翌朝食べるといったリズムにしてみるのも良いですね。

なぜ、このように浸しておかなければならないのかと言うと、それはチアシードを安全にいただくためです。
チアシードは種子であり、これには発芽に必要な、様々な成分が含まれています。
その中の1つに、アプシジン酸というミトコンドリア毒もあるのです。

チアシードの種子をそのままで食べてしまうと、この毒により、体に悪影響がもたらされる恐れがあります。
これを防ぐために、水に浸して12時間ほど放置すると、発芽を抑制でいき、毒による悪影響が出るのを防ぐことができるというわけなのですね。

そのため、チアシードは充分な量の水に十分な時間、浸してからの摂取が好ましいと言えるのです。
安全に美容や健康に役立てるためにも、しっかり戻し方を理解しておきましょう。

チアシードを水で戻すのは、量を増やしてダイエットに役立てるためだけではなかったのですね。

チアシードの戻し方☆その後の保存方法

チアシードの戻し方や水の量を理解したところで、戻した後のチアシードはどうすれば良いのか、気になるところですね。
10倍にも膨らんでしまったチアシードを1度に摂取してしまうというのは難しいでしょう。
ちなみに、チアシードの摂取量として適正なのは、1日あたり10g程度と言われています。

過ぎたるは及ばざるがごとしという言葉があるように、いくら美容や健康に良いチアシードでも食べ過ぎると悪影響になる恐れもありますので、この量についても十分な注意が必要です。

10gというのは、乾燥した状態での話なので、水で戻す前にしっかり確認しておきましょう。

そして、まとめて水戻ししたチアシードですが、これは冷蔵庫で保存して1週間〜10日ほど日持ちすると言われています。
まとめてたっぷり戻しておけば、食べたい時に簡単に取り入れられるのがうれしいですよね。

しっかり水に浸した安全なチアシードを、まとめて作って保存しておきましょう。
水戻しという安全対策に12時間もの時間がかかるチアシード。
ですが戻した状態で置いておけば、いざ欲しくなった時に、さっと食べられるので大変便利ですね。

まとめ

チアシードの戻し方や水の量は、実は満腹感を得るためだけでなく、体に悪影響を及ぼさないためにも、とても大切なルールであることが分かりました。 せっかく栄養を豊富に含んだスーパーフードであるチアシード。
安全に、しっかり活かしていくためにも、戻し方のコツを覚えて上手に取り入れていきたいですね。

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