冬至かぼちゃ由来や意味、どうして食べるようになったの?

冬至 カボチャ

とっても寒い時期に訪れる冬至。

そんな冬至の過ごし方には
色々なスタイルがありますが、
中でも全国的に有名なのが
「かぼちゃを食べる」という風習ですよね。

では、どうして冬至には
かぼちゃを食べるようになったのでしょうか?

かぼちゃは夏野菜なのに、
不思議ですね。

そんな冬至のかぼちゃの
由来について紹介します。

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冬至とは!?

まず、「冬至って一体何!?」という方もいらしゃるでしょう。

冬至というのは、
簡単に言えば1年のうちで
最も日が短いとされる日です。

より詳しく言えば、
北半球で太陽の高さが1年で
最も低くなる日ですね。

この逆なのは、
1年のうちで最も太陽が高くなる夏至。

それから、
昼と夜の長さが同じになるのは、
秋分と春分の日です。

つまり、冬至の日というのは、
厳密に決まっているわけではありません。

基本的には
12月22日〜23日とされていますが、
そのどちらになるのかは、
その年によって違ってきます。

毎年、
「今年の冬至はいつなのか?」ということを
チェックしておきましょう。

冬至にかぼちゃを食べる由来

ではなぜ、冬至には季節外れな食材、
かぼちゃが食べられるようになったのでしょうか?

実は、この冬至に食べられるかぼちゃには、
いくつかの意味が込められています。

まず、急激に寒くなるこの季節に、
脳卒中を起こしたり風邪をひいたりしないようにと
祈願する意味です。

それから、金運アップを狙う
という意味もあります。

かぼちゃは緑黄色野菜の中でも、
特に栄養価が豊富なことで知られています。

カロチンやビタミン類を多く含み、
風邪などの病気に負けない強い身体を作ろうという考えから、
寒さの厳しい冬至に食べられるようになったのでしょう。

そして、もう1つ、
冬至にかぼちゃが食べられるのには理由があります。

それは、かぼちゃが
保存の効く食べ物だからです。

夏に収穫したかぼちゃでも、
保存状態が良ければ冬至の頃まで持たせることができます。

緑黄色野菜の収穫が少ない冬に、
栄養を摂取できる貴重な食料というわけですね。

また、そんな保存性の高さから、
「厳しい冬を越せるように」という願いも込められ、
これが冬至に食べられるようになった由来の1つでもあるようです。

それから、
かぼちゃの中の鮮やかな色が太陽に似ていることから
邪気を払うという意味も込められていたようですね。

かぼちゃがなぜ
金運アップに良いとされたのか、
その風習は分かりませんが、
色が美しい黄金色に見えることから、
なのかもしれませんね。

冬至のかぼちゃ以外の風習の由来

冬至には、
かぼちゃ以外にも様々な風習があります。

では、そんなかぼちゃ以外の風習には、
どのような由来があるのでしょうか?

まず、冬至の風習で
有名なものの1つとして挙げられるのが、
ゆず湯ですよね。

ゆずの木は寿命が非常に長く、
病気にも強い木であることで知られています。

そのため、
そんな柚子にあやかろうという気持ちから、
ゆず湯に入るようになったという由来が有力ですね。

また、
ゆずを入れたお湯は体が芯から温まり、
風邪予防にも効果的です。

これが、冬至にゆず湯に入る
習慣ができた由来なのですね。

また、冬至にこんにゃくを食べる
という風習もあるようです。

では、どうして冬至に
こんにゃくを食べるのでしょうか?

これは、1年間たまった
砂おろしをするためなのだそうです。

こんにゃくを食べる風習は、
あまり知られていませんが、
これも取り入れてみると良いですね。

さらに冬至には、
最後に「ん」のつく食べ物
が良いと言われています。

「南京」「レンコン」「ぎんなん」
などですね。

これらの「ん」のつくものを食べると、
幸運が得られるという言い伝えがあるので、
この風習を取り入れてみても面白いですね!

まとめ

冬至のかぼちゃを始めとした様々な風習には、
それぞれに深い意味が込められています。

由来を知ると、
冬至がより面白い儀式のように思えてきますよね。

日本にある様々な風習には、
昔ながらの知恵があったり、
色々な人の想いが込められているものです。

そんな知恵や想いを感じながら、
地域ならではの冬至の風習を楽しんでみましょう!

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