あじさいの育て方☆鉢植えの方法は?剪定の仕方や病気の種類とは?

梅雨時期の風物詩とも言えるお花が、あじさいですね。
このあじさい、育ててみたいけれど育て方が難しいのではないか、と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

例えばあじさいの育て方で鉢植えの場合はどうすれば良いのか、また剪定はどんな感じで行えば良いのかなど、気になるところですね。 また、せっかく育てているのに病気になってしまうのも困りものです。
そこで、そんな気になるあじさいの植え方と育て方を紹介していきます。

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あじさいの育て方☆鉢植えの方法

あじさいの育て方で鉢植えによる方法を実践する場合には、まずは植え付け時期が大切ですね。
苗に関しては1年中、手に入るのですが、植え付けに適しているのは9月頃、あるいは3〜4月頃と言われています。
これは鉢植えでも地植えでも同じです。

鉢植えの場合は、苗ポットよりも2回り程度大きい鉢を用意します。
まず鉢底石を敷いて、そこに用土を入れていきます。
苗の根を軽くほぐしながら、植え付けしましょう。

この時、用土には水はけのよい土を選びます。
赤玉土に鹿沼土、完全たい肥、腐葉土などを混ぜたものが適しています。
土のphによりあじさいの色が変化しますので、青系を楽しみたいなら酸性、ピンク系にしたいのならアルカリ性にしておきましょう。

また、あじさいはたっぷりの水を必要とするお花です。
鉢植えだと、特に乾きやすいので、暖かい時期には毎日朝晩、水やりをしてください。
肥料は冬の12月中旬〜2月上旬に緩効性肥料を与えます。

あとは、成長により根詰まりを起こすことがあるので、鉢植えなら1〜2年に1度の植え替えが必要です。
花が咲き終わった頃に、ひと回り大きい鉢に植え替えてください。

あじさいの育て方☆剪定は?

あじさいの育て方で剪定に関してですが、これは必ずしも必要なものではありません。
ただ、鉢植えの場合はどうしても成長しすぎてしまい、形が崩れたりもしますので、その場合にはやはり、剪定をした方が美しく楽しめるでしょう。

まず剪定の時期に関してですが、花が咲いた後の時期がおすすめです。
花が咲いていた枝と、花が咲かなかった枝の分岐点で切り落としてみましょう。
それから、全体的に大きくなり過ぎているという場合には、全ての枝を株元近くで切り戻す方法もあります。

この剪定に関して、特に重要なのが時期です。
花芽が10月頃には完成しているあじさいは、9月中旬までに剪定を済ませてしまわないと、翌年の花が咲かなくなりますので注意しましょう。

あじさいの育て方☆病気は?

あじさいの育て方で特に注意が必要なのは病気です。
例えばあじさいの葉に出る病気としては、輪斑病というものがあります。
最初に淡い褐色の病斑ができてから、少しずつ葉が変形して、最悪の場合、枯れてしまうというものです。
泥はねが原因で起こることがある病気なので、腐葉土、わらなどをしいて泥はねを防ぐことで多少予防できます。

それから、輪紋病というものもあります。
これは葉に円形で褐色の病斑ができるもので、高温多湿の環境によりカビなどが発生して起こります。

また、うどんこ病という葉全体が粉をまぶしたように白くなる病気もあります。
風通しの良い状態にすることで、こちらも防ぐことができます。

このように、あじさいは環境を整えてあげないと、様々な病気になってしまうリスクがある植物です。
デリケートな部分があるのも、大きな魅力の1つなのかもしれません。
長く楽しむためにも、葉の状態などをよく確認しながら、病気を予防し、かかってしまった時には早急に対処していきましょう。

まとめ

あじさいの育て方は鉢植えでも気軽にできますが、何年もの間、花を咲かせてくれる植物なので、ケアをしっかりしてあげることが重要である、と言えますね。 花の色が土のphで変わるというのは面白いですね。
上手に剪定したり、病気を予防したりしながら、あじさい作りを楽しんでみましょう!
あじさいが美しいお花を咲かせれば、梅雨時期の憂鬱な気分も吹き飛ぶかもしれませんね。

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