恵方巻はいつ食べるもの?由来や意味は?方角や具材の決まりは?

恵方巻 節分 いつ

節分の時期になると、色々なところで
恵方巻の予約が始まったりしますよね。

この恵方巻、
何気なく「節分のイベントの1つ」
という感覚で捉えてしまっていますが、
どんな由来で食べられるようになったのでしょうか?

また、いつ食べるのが正しいタイミングなのか、
食べる方向はどちらを向けば良いのか・・・

考えると、分からないことだらけですよね。

そこで、そんな恵方巻について調べてみました。

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恵方巻はなぜ食べる?

節分の恵方巻を楽しむ前に、
まずはどうして恵方巻を食べるようになったのか、
その由来を知りたいですよね。

恵方巻が食べられるようになった由来は諸説あり、
ノリの販売促進の目的で宣伝を行ったのが始まりである
という説もあります。

また、大正時代初期に大阪の花街では、
節分時期に漬けあがる漬物を使った海苔巻を
恵方向きに食べるという風習があったとも言われています。

そんな恵方巻が、特に日本全国に広まるようになったのは、
1989年にセブンイレブンで
幸運巻きずしの宣伝ビラが配られたことがきっかけです。

元々は関西のみの風習であったのが、
このセブンイレブンの働きかけにより、
全国的なものとなりました。

恵方巻という名称が取り入れられたのも、
セブンイレブンによるものだと言われています。

また、この恵方巻を食べる風習には、
「その年の恵方を剥いて丸かじりすると幸運が巡って来る」
という意味が込められています。

新しい春を迎える節分の日に、
来年の幸運を願って食べられるものなのですね。

恵方巻はいつ食べる?

では、そんな恵方巻は
いつ食べるのが正しいのでしょうか?

まず、節分というのは
大晦日と同じように考えられていた風習
だという点に着目しましょう。

2月4日は立春で、
昔はこの立春が1年の始まりだと考えられてきました。

つまり、2月3日は大晦日のような感覚だったのですね。

そんな大晦日の夜に、
新しい年の始まりを願って食べられるのが恵方巻です。

そうです!

恵方巻は、夜に食べるのが正式なのです。

大晦日に食べる年越しそばのような感覚で
考えると分かりやすいですね!

ですが、この恵方巻には
大きな決まりはありません。

堅苦しい決まり事のある風習というよりは、
家族で1つのイベントとして楽しむものである
と考えても良いでしょう。

家族が揃って食べる時間を設けやすいのが夜の食事である、
という点も、夜に食べられることが多い理由の1つなのでしょうね。

食べ方についても、
「絶対にこうしなければならない」
という決まりはありません。

地域や家庭によって、
やり方は様々です。

その年の恵方を剥き、
一言もしゃべらず、笑わずに食べなければならない、
というところもありますね。

その地域や家庭での決まりを守って、
楽しみながら恵方巻をいただきましょう!

恵方巻の具材とは?

丸かじりするのが基本の恵方巻。

そんな恵方巻の具材には、
どのようなものが用いられているのでしょうか?

基本的な具材として、よく用いられているのは、
玉子・アナゴ・シイタケ・かんぴょう・高野豆腐・きゅうり・おぼろ。

巻きずしの定番とも言える具材ですね。

ですが、この具材にも
ちゃんとした決まりはありません。

海鮮を使った恵方巻や、
子供でも食べやすい具材を使った恵方巻など、
様々な趣向の恵方巻が登場しています。

さらに最近では、
恵方巻という寿司ではなく、
恵方ロールと言われる
恵方巻を模したロールケーキもあります。

恵方巻の楽しみ方は、
どんどん広がってきていますね!

自分好みの恵方巻を購入して、
節分のイベントの1つである恵方巻を
心から満喫してみましょう!

まとめ

恵方巻には、
これといって正式な堅苦しいマナーが
あるわけではありません。

幸運を願って行われる風習の1つではありますが、
大きな由来があるわけではなく、
どちらかといえば商売目的で広まったもの、
という印象が強いですね。

そのため、
「こうでなければならない」という考えは捨てて、
家族が楽しめる食べ方をすると良いでしょう。

いつ食べるのか・・・ということに悩んだら、
家族が揃って楽しめる時を選べば良いのです。

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