成人式のお祝いに半返しは必要?お返しの際のマナーとは!?

大人への第一歩を踏み出す大切な成人式。
親類や知人からお祝いを受け取ることも少なくないでしょう。

ですが、せっかく大人になったのですから、こういったお祝いに対するマナーもしっかりしておきたいところですよね。
せは、成人式のお祝いに半返しは必要なのでしょうか?
また、お返しする際にはどのようなマナーがあるのか、という気になる点についても紹介していきます。

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成人式のお祝い☆半返しは必要?

一般的に、結婚祝いや出産祝い、就職祝いなど、様々なお祝いを受け取った場合には、その半額程度の金額をお返しする、というのがマナーとなっていますよね。 では、成人式のお祝いに半返しが必要なのかどうかというと、実はこれは、基本的には必要ないのです。

なぜなら、成人式にお祝いを贈ってくれる相手というのは、両親や祖父母など、ごく近しい親類が大半です。
そのため、こういった方々は心からお祝いしたいという気持ちを込めて贈りものをしてくれているわけですので、素直に受け取ると良いということになります。

もちろん、半返しの必要はなくても、「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることが重要になります。
半額程度の品物を贈ることよりも、言葉や、遠く離れた親類なら手紙などでお礼の気持ちを伝えるようにしてください。

例えば遠方に住む祖父母から贈られた成人祝いに対しては、成人式の写真などを同封したお礼状を送ると喜んでもらえるでしょう。

このように、基本的に、ごく近しい親類から受け取った成人式のお祝いに対する半返しは不要ですが、中には友人や職場の方から受け取るということもありますよね。 それから、あまり近くはない親類の方がお祝いを下さるケースもあります。

そのような場合には、やはりマナーとして、内祝いとしてちょっとした品物を贈るのが好ましいと言えます。
その場合は半返し程度の金額のもので、親から内祝いを贈り、子供からは電話や手紙でお礼を言うようにすると良いですね。

成人式のお祝い☆半返しの内容は?

成人式のお祝いに半返しをする場合ですが、どういったものをお返しすれば良いのか、悩まされてしまう方も多いでしょう。
これに関しては、特に決まりはありませんが、やはり相手が喜ぶものを選ぶというのが大前提になります。

例えば親類であれば、ギフト券などを贈れば好きなものを購入してもらうことができるので、喜ばれますね。
また、ちょっとしたお菓子の詰め合わせなどは誰に贈る場合も、無難で安心です。

中には職場の上司に成人式のお祝いをもらう方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合、半返しに金券を贈ると失礼にあたりますので、お菓子やコーヒーのセットなどの物品を選ぶようにしましょう。

そして、これらを贈る際にはできるだけ直接会ってお礼を伝えるか、あるいは手紙を添えて送ることも、マナーの1つとして重要です。

成人式のお祝い☆半返しの場合ののしは?

成人式のお祝いに半返しをする場合、のしなどのマナーも徹底しておきたいですね。
こういったマナーは意外と人から見られているものですので、「きちんとした大人」と認めてもらうためにも、しっかり覚えておきましょう。

まず、成人式のお祝いに対するお返しは紅白の蝶結びののし紙を使用します。
何度あっても良い縁起の良いお祝い事ですので、蝶結びを選ぶのが正解なのです。
ちなみに、結び切りについては結婚式などの時に使用します。

それから、のしの表書きには、「内祝」「成人内祝」「御礼」のいずれかを記入します。
下は名前を書く部分ですが、こちらには成人を迎えた本人の名前を書くようにしましょう。
例え親が用意したものであっても、親の名前は記入しません。

これらの点に注意してお返しを用意したら、お祝いをいただいた日、あるいは成人式を終えてから、できるだけ早めに、1ヶ月以内に贈るようにしましょう。

まとめ

成人式のお祝いに半返しは基本的に不要です。
ですが、いただいた相手によっては半返しを行うケースもありますので、親などと相談しながら検討しましょう。
失礼のないように、マナーを徹底して気持ちの良いお返しをしたいですね。

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