秋冬には、ホクホクした芋類を食べたくなりますよね!
中でも和食にぴったりな芋の1つが、里芋です。
ですが、この里芋、栄養はどんなものが含まれているのか、イマイチ知らないという方も多いのではないでしょうか?
また、ダイエット中に食べても太らないのかどうか、なんて不安を感じてしまう方もいらっしゃいますよね。
そこで、そんな里芋の栄養やダイエットの効果、美容と健康に役立てるためのレシピについて紹介していきます。
里芋の栄養は?
まず、里芋の栄養をチェックしてみましょう。
芋類というと炭水化物が主で、太る印象がありますよね。
確かに里芋も、主成分はでんぷんです。
ですが、実は他の芋類と比べると、優れた栄養成分がります。
それは、カリウムです。
カリウムは余分な水分や塩分の排出をサポートしてくれる成分ですので、むくみが気になる方や高血圧を予防したいといった方には大変魅力的ですね。
ビタミン類はあまり含まれてはいませんが、他にも特徴的な栄養成分を含有しているので、これも見逃せません。
その特徴的な栄養成分というのが、ガラクタンです。
ガラクタンというのは、炭水化物とタンパク質が結合したものであり、粘性を持っています。
これが里芋の持つぬめりの原因なのですね。
そんなガラクタンには、免疫力をアップさせる作用があることが分かっています。
そのため、風邪やインフルエンザ予防になるだけでなく、なんと癌の予防にも役立つということが分かっているのです。
さらに、このぬめぬめ成分にはムチンも含まれており、食べれば腎臓・肝臓をサポートする働きがあります。
また、食物繊維やムチンの効果により、便秘を解消してくれる効果も期待できるのです。
このように、里芋には特徴的な栄養成分が豊富に含まれ、それぞれに大変魅力的な効果を発揮してくれるということがよく分かりますね。
里芋はダイエットに向いている?
では、里芋はダイエットに活かすことはできるでしょうか?
基本的に炭水化物がメインの食材、芋類はダイエットに不向きなイメージを持つ方が少なくありません。
ですが、里芋に関してはそうでもないのです。
まず、里芋はじゃがいもやさつまいもと比較すると、低カロリーな芋であることが分かります。
糖質も少ないので、ダイエット中でも安心して食べることができます。
しかも腹持ちが良いという特徴もありますので、満腹感が得られやすく、ストレスフリーなダイエットに役立つのです。
また、里芋は便秘解消にも役立ってくれます。
便秘はダイエットの大敵ですから、これを解消してくれるという点でも、魅力満載な食材であることが分かりますね。
里芋☆栄養を活かせるレシピは?
健康維持にもダイエットにも役立つ里芋ですが、その魅力的な栄養を活かすためには、レシピの工夫が必要です。
まず里芋の栄養で、特に大切なのがぬめりですね。
このぬめりを嫌い、調理前に洗い流してしまうという方は少なくありません。
ですが、その効果・効能を考えれば、ぬめりはぜひ、一緒に摂取しておきたい成分です。
そこで、皮を剥いたらできるだけ洗わずに、ぬめりをそのまま煮込んでしまいましょう。
煮汁がトロッとしますが、これも一緒に食べることで、ガラクタンやムチンの健康効果を得やすくなります。
それから里芋をダイエットに活かす場合には、定番の煮物などは低カロリーでオススメです。
ただし、味付けが濃くなり過ぎないように注意してください。
他には、じゃがいもよりもカロリーが低いという特性を活かし、じゃがいも代わりにポテトサラダやコロッケにする方法もあります。 粘りがあるので戸惑うかもしれませんが、意外と病みつきになる味です。
里芋は、意外と料理に使えるレパートリーも広いので、色々なレシピにチャレンジしてみましょう。
まとめ
里芋は栄養豊富でダイエットにもぴったりな食材です。
ぜひ、旬の食材として食卓に取り入れ、その独特の粘りや風味を楽しみたいですね。
色々なレシピを楽しみながら、飽きずに旬の味を満喫してみましょう!