風邪薬で副作用?悪化する原因にもなるって本当?正しい用い方は?

風邪をひいてしまった時、「少しでも早く治したいから」と、風邪薬を飲む人は少なくないでしょう。
ですが、実は風邪薬は副作用、悪化の原因といったことになる恐れもあり、むやみに飲むべきものではないのです。

では、具体的にはどういった副作用を起こしたり、悪化の原因になってしまうのでしょうか?
そんな気になるポイントをチェックしておきましょう。

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風邪薬の副作用とは?

風邪薬はドラッグストアや薬局でも普通に市販されており、とても気軽な薬という感覚がありますね。
ですが、そんな風邪薬にも副作用の危険性はもちろん、あります。

例えば多くの方が感じる風邪薬の副作用として挙げられるのが、眠気です。
抗ヒスタミン剤の作用により、どうしようもなく眠くなったり、頭がぼんやりしてしまうといった症状をひきおこします。

日中、仕事がある方や運転などをする方はできるだけ控えたいですね。

それから、他にも喉が渇きやすくなったり、吐き気やめまいといった症状を感じることもあります。
ただし、これらは用法・用量を守って飲んでいるなら、特に大きな問題になる副作用ではありませんので安心してください。

ですが、中には風邪薬で重篤な副作用を起こしてしまうケースもあります。
例えばアレルギーをお持ちの方の場合、風邪薬にアレルギー症状を発症し、蕁麻疹賀出たり、中にはアナフィラキシーショックを起こしてしまうこともあります。 それから、スティーブンス・ジョンソン症候群という症状も稀に起こり、全身に水膨れ状の発疹と高熱が出てきたりします。

また、長期にわたり乱用した場合には、肝機能の障害を起こすこともあります。
このように、様々な副作用の懸念がありますので、風邪薬を飲む時にも慎重になることが大切です。

風邪薬で悪化することも!?

実は風邪薬は悪化の原因になってしまうこともあるので要注意です。
風邪を治すために飲んでいるはずの風邪薬が、悪化の原因になるというのは驚きですよね。

風邪薬を飲むと、倦怠感、熱などが出てくることがあります。
これは風邪薬による副作用ですが、風邪薬は症状を軽減するために飲んでいるはずなのに、このような症状が出てくるのは困りものですよね。

つまり、初期の軽度の風邪であれば、薬を飲むことは逆効果になり、体調を悪化させてしまうということになります。

そもそも風邪薬というのは、風邪の症状の原因となるウイルスに働きかける作用はありません。
まだ、風邪のウイルスそのものをやっつけるような薬は開発されてはいないのです。

では一体、何のために服用するのかと言えば、これは風邪の症状を抑えるためのものになります。
つまり軽症で症状が軽く、副作用の方が重症になってしまう場合は、「飲むだけムダ」になるということを覚えておきましょう。

風邪薬☆副作用や悪化を防ぐ正しい飲み方

風邪薬で副作用や悪化を防ぐための正しい飲み方として、まず挙げられるのは「用法・用量をしっかり守る」ということです。
用法・用量をきちんと守って飲んでいれば、重篤な副作用を起こすリスクをかなり軽減できます。
「症状が辛いから」と過剰に摂取してしまうようなことは絶対に避けましょう。

それから、もし服用して何か違和感を感じた場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談するようにしてください。
特に皮膚障害が出てきた場合、これは「薬疹」と言われる副作用の一種である可能性があります。
この症状が起これば、それから徐々に重篤な副作用に発展する可能性も高いので、すぐに病院に行きましょう。

また、風邪を根本的に治す方法は薬を飲むことではありません。
風邪は自然治癒力によって治るものなので、「体を休める」「栄養をとる」といった基本的なことをきちんと行い、できるだけ薬をむやみに飲まないことも悪化防止のために大切ですね。

まとめ

軽い気持ちで服用する風邪薬に副作用や悪化をもたらす可能性があるなんて、驚きですよね!
ですが、どんなものでも薬は薬ですので、間違えた用い方をしないように十分に注意することが大切です。
安全に使用していくために、正しい知識を持ちましょう。

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