花粉症の症状って眠気や頭痛もみたい、対策はどうする?

花粉症の症状と言えば、くしゃみや鼻水をイメージしますよね。ですが、実は花粉症で悩まされる方にとって辛いのは、これらの悩みだけではないのです。

例えば花粉症の症状で眠気や頭痛を感じている方もいらっしゃいます。では、どうしてこのような辛い症状が出てしまうのでしょうか?

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花粉症の症状で眠気が出る理由

よく、花粉症の薬を服用すると眠気が出るという話があります。これは第1世代抗ヒスタミン薬によるものであり、最近では、この眠気を起こさないための工夫がされた、第2世代抗ヒスタミン薬というものも登場してきています。

ですが、これらの花粉症の薬を服用していないにも関わらず、眠気に悩まされる方もいらっしゃいます。実は花粉症の症状に眠気というものもあり、薬を服用していなくても、眠くなってしまうことがあるのです。

その原因となっているのが、花粉症による寝不足や疲れですね。鼻づまりの症状を引き起こすことで息苦しくなり、安眠できなくなることで、睡眠の質が悪くなり、日中にも眠気を感じやすくなります。特に鼻づまりで口呼吸をしてしまう時は、眠りが浅いので、実はよく眠れていないのです。

さらにくしゃみは想像以上に体力を消耗していますし、目の痒みは眼精疲労の原因にもなります。これらの疲れと、花粉症が原因の寝不足が、眠気という症状を引き起こしているというわけです。

花粉症の症状☆頭痛はなぜ?

花粉症の症状の1つとして頭痛に悩まされる方もいらっしゃいます。これも、元をたどれば鼻づまりが原因となっていると考えると良いですね。

花粉症のアレルギーにより鼻の中の粘膜が腫れてしまうと、新鮮な酸素を取り込みにくい状態になります。これにより、酸素量が減り、神経が圧迫されて頭痛が起こるのです。さらに、このように呼吸が苦しくなって睡眠の質が悪化することで寝不足になり、頭痛を起こすこともあります。

つまり花粉症の症状の頭痛は、眠気とも関係しているというわけですね。

また、花粉症が辛いと肩こりが起こることもあります。この肩こりもまた、頭痛の原因になります。鼻が辛いことで肩や首の筋肉がこってしまい、症状が重くなれば、頭痛まで引き起こしてしまうのです。

単なる鼻水、鼻づまりと甘く見ている方も多いでしょう。実はその鼻づまりこそが、眠気や頭痛、倦怠感の大きな原因になっているのかもしれないのです。

花粉症の症状☆眠気や頭痛の対策は?

花粉症の症状、眠気や頭痛、肩こりといったものは、二次症状と呼ばれています。くしゃみや鼻水といった症状が、花粉が原因で起こる一次症状であるのに対して、これらの一次症状が原因で発症するのが二次症状ですね。

このような辛い症状に対策していくためには、まず一次症状を和らげる工夫が必要であると言えるでしょう。鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状により、頭痛や眠気、倦怠感が起こってきます。つまり、医療機関で薬を処方してもらうなどして、一次症状を緩和できれば、二次症状が発生するのを防ぐことができるのです。

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また、できるだけ質の良い睡眠をとるために、きちんと体を温めたり、リラックス効果のあるアロマを利用するなどの対策も有効ですね。食生活でも、栄養のあるものをきちんと食べて、体の免疫力を高めて花粉症に負けない体づくりで対策していきましょう。

それから、じっくり入浴をするのも良い方法です。体を温めて巡りを良くすることで、自律神経の乱れを整え、不快な症状を和らげることができます。温かいお湯でゆっくり半身浴して、リラックスしながら花粉症の様々な症状に対策していきましょう。

まとめ

花粉症の症状は眠気や頭痛、倦怠感など、一見、アレルギーとは無関係に思える部分にまで及ぶということが分かりました。これらはまさに、日常生活にも支障をきたすものです。花粉症そのものが引き起こすくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの対策を徹底して、二次症状を引き起こさないようにケアしていきましょう。

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