風邪薬と痛み止め☆併用しても大丈夫?注意すべき点はある?

風邪薬

風邪をひいてしまった時、できるだけ症状を和らげるために風邪薬を服用することがあるでしょう。また、同時に頭痛などが起こっていたり、女性の場合は生理痛が重なることもあります。そんな時には、「痛み止めを併用したい」と感じることもありますね。

では、この風邪薬と痛み止めの併用には問題はないのでしょうか?

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風邪薬と痛み止めの併用は大丈夫?

まず、風邪薬と痛み止めを併用することで体に悪影響を及ぼす恐れがないか、という点に関してですが、これは同時に服用した場合、問題が起こってくるリスクがあると考えた方が良いでしょう。

なぜなら、風邪薬と痛み止めは成分が重なっている部分も多く、これらを同時に服用することで、過剰摂取になる恐れがあるためです。

また、どちらにもカフェインの成分が含まれていることが多く、これは動機や息切れをもたらす恐れがあります。

風邪薬と痛み止めの併用は、重篤な症状をもたらすリスクはそれほど高くないかもしれませんが、やはりこれらの点を考慮すると、できるだけ避けるべきだと言えます。

もし、どうしても併用したいというのであれば、同時に飲むのではなく、4〜6時間の間隔を空けるようにしましょう。

それから、胃に対する負担も大きくなりますので、そういった点からもできるだけ避けるべきだと言えますね。

体のことを本当に考えるのであれば、痛みを無理に止めるのではなく、風邪を根本から完治させることを優先させましょう。

風邪薬と痛み止めを併用すると・・・

風邪薬と痛み止めの併用は、副作用を大きくするだけでなく、他にも弊害が出てくることが分かっています。

痛み止めには解熱効果のある成分が含まれるものもありますが、風邪をひいた時に出る熱は、原因となる菌やウイルスをやっつけるためのものです。この熱を無理に下げてしまうことで、風邪が治りにくくなる恐れもあります。

さらには胃を荒らすことで栄養が摂取しにくくなったり、カフェインの過剰摂取で寝付けなくなったりすると、ますます風邪の治りも遅くなってしまうというわけです。

このように、風邪薬と痛み止めの併用には、メリットと言える点はほぼ無く、デメリットが非常に大きいということが分かります。

風邪薬自体にも鎮痛成分が配合されているものが大半ですので、無理に痛み止めを飲まなくても、風邪薬だけで頭痛などの症状を和らげることは十分に可能です。併用せずに、1種類の薬で抑えて、あとはゆっくりと休んで早く治しましょう。

せっかくの薬で、治りが遅くなってしまっては台無しですね!

風邪薬で痛みが我慢できないなら?

風邪薬だけの利用では痛みが我慢できないという場合は、まずはとにかく横になってゆっくり休むことが第一です。それでも改善されないという場合には、肩や首をマッサージしてみると良いでしょう。

風邪をひくと、肩や首の筋肉が緊張します。これが原因で頭痛が激しくなるということが考えられています。

そこで、この肩や首をほぐして緊張を和らげることで、血行を促進して痛みを和らげるというわけですね。

この方法であれば、特に体に悪影響を及ぼすこともありません。しかもマッサージをすることで、緊張がほぐれれば質の良い睡眠もとりやすくなるでしょう。しっかり眠ることができるようになれば、体の回復も早くなりますね!

また、リラックス効果のあるアロマオイル、例えばラベンダーなどをお湯に垂らして、これで絞ったタオルで首元を温めてあげるのも1つの方法です。これも安眠効果があり、温めることで血行も促進されて、痛みが和らぐでしょう。

まとめ

風邪薬と痛み止めの併用には、思わぬ副作用の可能性が懸念されるということが分かりました。できるだけこういった無理は避けて、体に優しい方法で対策していきたいですね。

薬ばかりに頼る方法は、体に決して良いものではない、ということです。マッサージやアロマで痛みを上手に和らげながら、早期の回復を目指しましょう!

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