クリスマスツリーのオーナメントに込められた意味とは一体!?

クリスマス オーナメント

クリスマスになると、クリスマスツリーを飾る家庭は少なくないでしょう。色々なオーナメントを飾って、クリスマス気分を満喫しますよね。

ですが、実はそんなクリスマスツリーのオーナメント、ただの飾りではないのです。では、具体的にはどのような意味が込められているのでしょうか?

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クリスマスツリーの意味

まず、クリスマスツリーというもの自体には、どんな意味があるのでしょうか?基本的にクリスマスツリーというものは、モミの木がモチーフとなっていますよね。

ではどうしてモミの木が用いられるようになったのか、という意味を調べてみると、この樹は「永遠の命」を象徴しているといことがポイントになっているようです。

樹木は力強さを感じられるものであり、中でもモミの木は針葉樹で、冬にも葉が落ちません。このことから、永遠の命の象徴となっており、ラテン語でそう呼ばれているのです。

ただ、この樹が使われるのには諸説あり、アダムとイブに登場するリンゴの木の代わりに使用された、生贄をささげる樫の木を切り倒すと、その木の間にモミの若木が生えた、などの逸話もあります。

何気なくオーナメントで飾り付けをして楽しんでいるクリスマスツリーには、実は木自体にも、こんなにも深い意味が込められていたのですね。考えてみれば、木を飾るなんて不思議な風習です。これには様々な歴史があるのです。

クリスマスツリー☆オーナメントの意味は?

では、そんな神聖なクリスマスツリーに飾られるオーナメントには、どのような意味があるのでしょうか?これは、実は1つ1つの飾りに様々な意味があるとされています。

まずオーナメントの定番であるボールですね。これは禁断の木になる知識の実、りんごを表現しています。りんごのオーナメントを飾る場合もあります。

これらは「クーゲル」と呼ばれ、カラフルなボールの色にも意味があります。赤はキリストが流した血の色、白は純潔、緑は永遠、金や銀はキリストの気高さ、高貴さです。何となくキレイだと思って飾るボールに、まさかこんな深い意味があったなんて驚きですね。

それからオーナメントでなくてはならない存在、トップスター。木の頂点に飾る星ですが、これは遠くの賢者をキリストが生まれたベツレヘムまで導いたのが輝く鮮やかな星であったことから、飾られるようになりました。希望の星、という意味を持っています。時には、代わりに天使が飾られることもあるようですね。

クリスマスツリー☆オーナメントは他にも!

クリスマスツリーのオーナメントには、他にも色々な種類があり、一見可愛いだけで、特に意味が無いのでは?と感じるものもあります。例えばベル。これは魔物を寄せ付けないためのものです。

それから、杖の形のオーナメントはキャンディーを意味しています。これは羊飼いが使用する杖を表現したものです。迷った羊を連れ戻すのに使用され、助け合いの心を象徴したものとなっています。赤と白の色も、キリストの血、清い心の意味が込められています。

また、柊の葉には、十字架に磔にされた際にキリストがかぶっていたいばらの冠を象徴しています。赤い実はキリストの血、緑の葉は永遠を現したものです。可愛らしいオーナメントにも、こんなにも深い意味が込められているのですね。

それから、サンタクロースと言えば靴下ですよね。これには、聖ニコラスが貧しい家の子供を救うために、煙突から金貨を投げ入れた際に偶然靴下に入った、という由来があります。それから、聖ニコラスがサンタクロースのモデルとなり、靴下が定番として飾られるようになったのです。

まとめ

クリスマスツリーやオーナメントというと、なんとなく見た目が華やかで可愛らしい、といったイメージしか持たない方が大半でしょう。ですが、実はこれらには宗教的な意味合いが多数込められており、かなり奥が深いものなのです。

平和を祈る様々な願いが込められたクリスマス飾りだと考えると、飾り付ける際にも、なんだか神聖な気持ちになりますね。

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