お彼岸♪春☆2015年はいつになる?お彼岸の始まりについて。

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もうすぐ春のお彼岸ですね。
でも、お彼岸って毎年何日頃だっけ・・・?って考えたあなた。

答えが出なくて正解です!実は、日にちは毎年違います。

今回は、2015年の春のお彼岸について詳しくお話していきたいと思います。

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お彼岸の始まりって?

仏教(浄土真宗)の教えでは、生死の境目にある河(いわゆる三途の川)の向こう岸を彼岸(ひがん)と呼びました。

彼岸の反対側、私達が住んでいる欲や煩悩だらけの世界を此岸(しがん)と言います。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされ・・・春分や秋分は太陽が真東から昇り、真西に沈みます。

西に沈む太陽を礼拝し、その先にある彼岸のご先祖様と通じ合えると考えられ・・・先祖供養をするようになりました。

お彼岸が習慣として定着したのは、江戸時代のこと。

明治11年に、歴代天皇や主たる皇族の忌日を初と秋に国家の祝日となり、春季皇霊祭、秋季皇霊祭と定められました。

その後・・・昭和23日に、春季皇霊祭が「春分の日」となり、秋季皇霊祭が「秋分の日」と定められました。

春分の日は、自然をたたえ、生物をいつくしむ日。
秋分の日は、先祖を敬い、亡き人をしのぶ日とされています。

しかし、春分の日や秋分の日は何日と決まっている訳ではありません
毎年、国立天文台がきちんと観測したうえで決まっています。

太陽の通り道(黄道)、また地球の赤道を天まで延長したもの(天の赤道)があります。
どちらも傾いていて、2点で交わっています。

そのうちの一方を「春分点」、もう一方を「秋分点」と呼んでいます。

太陽がこの春分点、秋分点を通過する瞬間を含む日の事を「春分日」や「秋分日」と呼びます。

計算することで大まかな日は分かりますが、天文台が観測したうえで正確な日を祝日と定めているのです。

お彼岸にお供えするのは、ぼたもち?おはぎ?

「暑さも寒さも彼岸まで」と昔からよく言いますよね。
暑さが終わるのも秋のお彼岸まで、寒さが終わるのも、春のお彼岸のまで・・・ということ言っているのです。

また、お彼岸によくお供えするのがぼたもち。
ぼたもちとおはぎは同じものか?とよく聞かれますが、全く同じものです。

呼び名が異なるのは、季節の違いだけなのです。

ひらがなで書くと・・・お彼岸のどちらの季節のものか分かりにくいです。
しかし、漢字で書くと一目瞭然です。

牡丹餅(ぼたもち)、お萩(おはぎ)。
ぼたもちは、牡丹の花の咲く季節=春。
おはぎは、萩の花が咲く季節=秋の呼び方です。

お盆はだいたい休暇の人が多く・・・お墓参りを忘れることはないかと思います。

でも、毎年違った日のお彼岸の場合、なかなかゆっくりと時間をとることが難しいし、忘れがちですよね。

2015年今年の春のお彼岸はいつ?

今年、2015年の春のお彼岸ですが・・・春分の日を基準で考えます。

今年の春分の日は、3月21日(土)。
春分の日がちょうど、お彼岸の中日となります。

つまり、お彼岸とは・・・春分の日を中日としたその前後3日間をあわせた1週間のことを言います。

秋のお彼岸の場合も同じ。秋分の日を中日としたその前後3日間をあわせた1週間のことを言うのです。

今年のお彼岸は、3月18日(水)から3月24日(火)までとなります。

初盆は、故人がなくなってから初めてのお盆のことを言いますが・・・春の初彼岸もあるのです。

故人が亡くなってから、初めて迎えるお彼岸を初彼岸と言います。
特別かしこまったことをする必要はありませんが、お花やお供えをしてお墓や仏壇を綺麗にしてあげたいですね。

やはり、私としては故人の好きだった食べ物や飲み物をお供えしています。
また、馴染みのあるお寺で供養のためお経をあげていただくのもいいかもしれません。

お彼岸に親族全員が集まることは難しいかもしれません。
でも、大事なことは先祖供養をして・・・感謝の気持ちを表すことではないでしょうか。

まとめ

今年も春のお彼岸まであと少し。
なかなか先祖への感謝を表す機会は限られています。

暖かくなってきましたし、家族と一緒にお彼岸参りに行ってきませんか?

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