鯉のぼりの上げ方☆ベランダに上げる時はどうしたらいいの?

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屋根より高い鯉のぼり~♪もうすぐ、子どもの日です。

可愛い我が子のために、鯉のぼりを上げてあげたい!でも、スペースがないかもと諦めていませんか?

ご安心ください☆ベランダ用の鯉のぼりがあります。

今回は、ベランダでも出来る鯉のぼりの上げ方についてお話していきたいと思います。

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鯉のぼりのはじまり

日本で鯉のぼりをあげるようになったのは江戸時代。
武家が始めたと言われる日本の伝統的な習慣です。

魚は他にも色々いるのに、なぜ「鯉」なのか疑問に思ったことはありませんか?
鯉を上げるようになったのには、もちろん理由があります。

黄河の急流にある竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと挑戦していた。
しかし、唯一登り切ったのは鯉だけ。

そのまま鯉は、滝を登り切って空にあがり・・・竜になることができたというお話が中国の後漢書に書かれています。

鯉は滝を登り切ると竜になると言われるように、男の子の立派な成長と出世を願ったためです。

昔と変わった現代の鯉のぼり事情

核家族化に伴い、今は一軒家ではなく、アパートやマンション住まいの人も多くなりました。

昔は一軒家が多かったため、庭に支柱を立てて鯉のぼりをあげている家庭がほとんど。
鯉のぼりを想像すると・・・黒、赤、青の3色のイメージが強いのではないでしょうか?

しかし、本来鯉のぼりは真鯉(黒)のみだったのです。
明治時代から、真鯉と緋鯉とあわせて上げるようになりました。
そして、昭和からは真鯉、緋鯉と子鯉とあわせて揚げるようになりました。

昭和の頃は黒と青の鯉が多く、赤の入った鯉のぼりは少なかったようです。
現代は、黒・赤・青の鯉はもちろんのこと、緑やオレンジなどのカラフルなもの(小鯉の色)も販売されています。

また、昔は家紋や子どもの名前のはいった節句幟(せっくのぼり)を鯉のぼりと一緒に上げていた家が多くありました。

しかし、少子化が進んだ現代では外に節句幟を上げる家は減ってきています。

何故かと言うと、鯉のぼりがあがる=男の子がいる。
節句幟が上がることによって、子どもの名前が分かってしまう。
誘拐などの危険性が上がるため、残念ながらなくなってきたようです。

また今は集合住宅でも鯉のぼりが上げられるようにベランダで上げられるものがたくさん販売されています。

買う時、上げる時、片付ける時の注意点

では、順番に買うときの注意点からお話してきましょう。

まず、購入時気を付ける事は、鯉のぼりを取付けする場所について。

どのくらいのスペースがあるのか、壁や柵はどんな状態になっているのかの確認が必要です。

鯉のぼりをあげるにあたって、柵や壁、手すりに金具を取り付けて、ポールに棒をさすタイプ。
(壁の場合、別途部材が必要)

ポールスタンドに水の重りを置いて上げるものがあります。

金具を取り付ける場合、柵の幅や付属の金具が利用できるのかどうかが重要です。

そして、現在販売されている鯉のぼりの素材の選び方について。

素材は、ポリエステルやナイロンがほとんど。
ナイロンより、ポリエステルの方が少し高いです。
(1万円くらいの差があります)

購入の予算にもよりますが、ポリエステルの場合・・・色が鮮やかで軽く、よく風になびきます。

次に上げる時についてです。

一番悩むのは、初めて上げる日ではないでしょうか。
鯉のぼりを上げる時期は、地域によって異なります。
基本的には春のお彼岸後(4月中旬以降)に上げる方が多いようです。

また、鯉のぼりは縁起物のため天気や六曜に沿って出しましょう。
ちなみに、大安の日に出すのがベストです。

また、遅くても昭和の日までには鯉のぼりを上げておきましょう。

そして最後に片付ける際の注意点です。
鯉のぼりを上げる期間は、1年間の間でもごくわずか。
長期に渡ってしまっておきますので、しっかりと乾燥させておく必要があります。

梅雨入りが近くなると、湿気も増えて雨も増えていきます。
子どもの日が終わったら片付けるようにしましょう。
どんなに遅くても5月半ばまでには片付けましょうね。

長持ちさせるためには、毎日夕方に鯉のぼりを下げること。
そして、雨の日は上げないことが大切です。

出しっぱなしにしておく、また雨に濡れてしまうと色が褪せてしまい、早く傷んでしまう原因になります。

大事な鯉のぼりですから、綺麗なまま保存しておきたいですね。

まとめ

我が家にも初節句を迎える男の子がいます。
小さいうちだけでなく、大きくなっても鯉のぼりをあげて、立派な成長を願いたいものです。

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