よほど顔の広い方でもない限り、結婚式に慣れるまで何度も招待されてゲストとして訪れるということは、ないですよね。そのため、いざ招待された時には、一体どのような服装で行けば良いのか、どんなマナーを守れば良いのかと、悩んでしまうものです。
例えば、女性のサブバッグ。これはお呼ばれの際に必要なものなのでしょうか？また、持参するとすればどのようなものを選べば良いのかも、気になるポイントです。そこで、そんな結婚式のサブバッグの必要性と選び方を紹介します。
結婚式のサブバッグとは？
結婚式にサブバッグが必要かどうか、という疑問の前に、「そもそもサブバッグって何！？」と悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。そこで、まずはこれについて解説しましょう。
結婚式に招待された時には、パーティー用のドレスを着用し、そのドレスに合わせたバッグを身に着けますよね。ですが、こういったパーティー用のバッグというのは小ぶりで、ファッション性には優れているものの実用性はイマイチないものが多いのです。収納力が無く、とりあえず飾りのような感覚で身に着けるものとなります。
そこで登場するのがサブバッグです。サブバッグというのはつまり、小さすぎるパーティー用のバッグには入りきらない荷物を入れておくための実用性重視のバッグということですね。
結婚式のサブバッグは必要！
結婚式のサブバッグは、絶対に持参しなければならないもの、というわけではありません。これを持参しなくても「マナー違反」ということにはならないので、必要無いと判断する方もいらっしゃるでしょう。
ですが、結婚式に招待された際、意外と手荷物が多くなってしまい、持ち歩くのに困ることがあります。荷物を露出した状態で持ち歩くのはかっこ悪いですし、せっかくオシャレなパーティーバッグを持参しているのに、これをパンパンにしてしまうのも恥ずかしいですね。
女性の持ち物は、メイク直しのための洋品やヘアスタイルを直すためのブラシ、スプレー、それから場合によっては生理用品、あとはハンカチやティッシュ、財布など、意外と多くなりがちです。
そんな大量の荷物をきちんと持参することで、式の間に泣いてしまってメイクがボロボロになっても、盛り上がってヘアスタイルが乱れても、心配無くなりますね。
このように、実は必要性が高い結婚式のサブバッグですが、持参する場合には注意も必要です。
まず、これを式場内には持ち込まないこと。必要最低限のハンカチや貴重品等を持ち込み、サブバッグはクロークに預けるのがマナーです。
それから、いくらサブバッグとは言っても、紙袋などの簡易なものはやめましょう。きちんとしたバッグを持参するのが、身だしなみやマナーの1つであると言えます。
結婚式のサブバッグ選びのポイント
結婚式のサブバッグには、どのようなものを選んでいけば良いのか、悩んでしまうところですね。まず、NGなのはカジュアル過ぎるデザインのものです。サブだからと言って、何でも良いというわけではありません。きちんとTPOに応じたものをセレクトしていきましょう。
例えばデザインとしては、明るいパステルカラーなどが素敵です。黒は不幸ごとのイメージがありますし、白は花嫁の色なので避けた方が良いですね。
素材に関しても、毛皮などのものは殺生をイメージさせるので、これも避けましょう。光沢のある素材のものがオシャレです。
また、機能性にもしっかり着目しておきましょう。クロークに預けることになるわけですから、きちんと口の閉まるものを選ぶことが大切です。収納力が確かで、マチがあって必要なものを全て入れてもパンパンにならないものを選びましょう。
こういったポイントに気を付けて選べば、恥ずかしい思いをすることも無いでしょう。
まとめ
結婚式のサブバッグは意外と重宝するものです。特に小さな子供を連れて列席する際などには、必要性が高くなるので、そういった場面で活用できるバッグを1つ、購入しておくと良いですね。
こういう、めったにない機会だからこそ、オシャレやマナーにも気を使っておくことで、本物の「できる女」「イイ女」を目指していきたいですね。
