新米と古米☆見分け方やおいしい炊き方は?合うおかずはどんなの?

新米 古米

秋になると、収穫仕立てのおいしい新米が出回るようになりますね。食べてみると古米とは大きく違う味や食感を実感できる方も少なくないですが、販売されている時点で見分けるのは、なかなか難しいものです。

そこで、そんな新米と古米の見分け方と、さらにおいしさを引き立てる炊き方、それから合うおかずについて紹介していきます。

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新米と古米の見分け方とは

まず、新米というのがどのような米を指すのかということから覚えておくと良いですね。一般的に、販売されるお米の袋に新米の文字が並ぶのは10月頃です。これは、収穫仕立ての新鮮なお米だからということです。

それから、古米というのは収穫して1以上経過したものを指して使う言葉です。つまり厳密に言えば、新米は収穫後1年以内であれば、新米なのです。1年というとけっこう長い期間なので、その間にお米が古くなってしまい、見分けるのが難しくなってしまいますね。

しかも、最近では精米技術が発達しているため、その年に収穫された新米の中に古米が混ぜられていても、気づくことが非常弐難しくなってしまいます。基本的には価格が安い物の中に、そういった商品が多いので、そこが最も簡単な見分け方であると言えますね。

また、よりしっかりと調べる見分け方もあります。まず、袋から数粒の米粒を出して、奥歯で噛んでみます。新米は柔らかく割れますが、古米はパキッと硬く割れるのが特徴です。パキッと割れるものがいくつかあった場合には、古米が混ざった商品と考えれば良いでしょう。

現代の精米技術や保存方法の発達のために、新米と古米の見分け方は、プロでも難しくなっていると言われています。信頼できる業者の良いお米を購入するのが、1番安心な方法なのかもしれません。

新米と古米の炊き方の違い

新米と古米は見分け方が難しい物ですが、できるだけしっかり見分けて、最もおいしい炊き方を実践していくことが大切です。まず、新米というのは収穫後1年以内のものですから、米が持つ水分量が多く、そのため水加減をやや少な目にすることが、おいしく炊き上げるためのコツとなります。

古米を新米並みにおいしく炊ける方法というのもあります。古米は水分量が少なくなっていますので、水加減は通常にします。研ぐ際にも、ミネラルウォーターなどのおいしい水を用いると、さらに味が良くなります。

それから、研ぎ終わったお米は水気を切ってから、1時間ほど休めて炊きましょう。休めたお米は釜に移して、おいしい水を目盛りに合わせて注ぎ、30分以上吸収させてください。

さらに、炊飯器のスイッチを入れる直前に氷を2つほど入れて炊き上げます。このひと手間だけで、お米がふっくらモチモチと、まるで新米のような美味しさに仕上がるのです。

新米や古米に合うおかずは?

味や食感に大きな違いを感じる方も多い新米と古米。見分け方も難しいほどですし、炊き方で古米でも十分に美味しく仕上がることが分かりました。では、これらのお米にはそれぞれに、どのようなおかずが合うのでしょうか?

例えばご飯が進む新米には、和食のおかずがピッタリですね!肉じゃがなどの煮物や、生姜焼きなどの炒め物、焼き魚も合います。新米の場合は米自体の味が美味しいので、それが活かせるよう、味付けの薄い食事にした方が良いでしょう。

また、お米そのものがおいしい新米なので、塩だけでシンプルに作るおにぎりにしてみても素敵です。

それから、古米の場合には、米のパサつき等が気になる時は、おかずと別に用意するのではなく、丼ものなどにしてしまうと美味しくいただけます。例えば親子丼などにすれば、汁を吸っておいしいご飯になりますね。

また、古米はチャーハンなどに活用するのにも便利です。炊き方にこだわって美味しく作り、おかずと共に食べるのも良いですが、時にはこういったご飯ものにチャレンジしてみましょう。

まとめ

日本人にとって、お米はとっても大切な食べ物です。だからこそ、新米と古米の見分け方という、「そんなに違いがあるの?」なんて思ってしまいそうな細かい点まで気にかかってしまうものなのですね。

新米の季節は、100%の安心な新米を食べたいものです。信頼できる業者をしっかり見極めて、美味しい新米をいただきましょう。

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