台風の目の意味☆安全性はどの程度確実なの?どう対処すれば良い?

台風

最近の日本では異常気象が猛威を振るい、季節外れの台風もよく訪れるようになりましたね。特に、大型の台風が頻繁に日本列島を襲うようになったのは気になるところです。

そんな台風、ひどい雨風で危機感を覚える時間帯が、ふっと止む瞬間がありますよね。これを台風の目なんて言ったりしますが、具体的にはどんな意味があるのでしょうか?

また、この台風の目の安全性なども気になるポイントですね。そこで、気になる台風の目について調べてみました。

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台風の目の意味とは?

まず、台風の目の意味ですが、これは熱湯低気圧の雲が渦巻く中の中心部分を指して使われる言葉です。この部分には雲が無く、空洞となっています。そのため、この台風の目の部分は基本的には、風が弱く、比較的穏やかな天気になるのです。

台風というのは、強い風が中心に向かい、反時計周りに吹き込むことで起こっています。すると遠心力が発生し、中心に向かって風を吹き込むことができなくなります。そうして、風が吹き込めない状態になったところが「台風の目」となるわけです。

一時的に晴れていることもあるので、一見、「台風が過ぎ去ったのでは?」という気分になりますね。ですが、ここで油断をしてはいけません。

台風の目の安全性は?

台風の目に入ると、一時的に非常に穏やかな天気になるため、天気予報などの情報をチェックしていなければ、台風が通過したと勘違いしてしまいがちです。そして油断して外出したりすると、再び強風や豪雨に見舞われる可能性があるので、注意しなければなりません。

台風の目に入っているうちは安全と言えますが、これが過ぎた時が怖いと考えた方が良いでしょう。台風の目は、遠心力が強すぎることで、中心部に風が吹き込めない状態です。そのため、中心部は非常に穏やかにはなりますが、その周囲は最も風が強い、危険な部分なのです。

つまり、台風の目に入ったら、その後、再びかなり危険な天気になる可能性が高いと考え、しばらく自宅などで避難して様子を見た方が良いでしょう。

危険な目に遭わないためには、しっかりとテレビやラジオなどで情報をチェックしておくことが大切です。今ならスマホでも気軽に情報を入手できるので便利ですね。そうして正しい情報をしっかり入手しておけば、台風の目に入った時にも、安全性を考慮して外出せずに済むでしょう。

台風後には様々な被害があり、すぐにでも外に出て片づけに着手したくなるものですが、そこをこらえて、安全を第一に考えましょう。

台風の目には他の意味も!

台風の中心部にあたる台風の目ですが、これには他にも意味が込められています。例えば、人物に対して「台風の目」という言葉を使用するケースがありますよね。この時に意味しているのは、その人の人格です。

台風の目というのは、中心部は非常に穏やかですが、その周囲は大変に荒れたお天気となっています。そのような存在の人物に対しても、この台風の目という言葉が使われるのです。激しく動いている物事の中心にいて、影響を与える人や、その勢力のことを、台風の目と呼んでいます。

また、台風の目という運動会の定番競技なんかもありますね。これは4〜5人1組で長い棒を持って走り、途中にあるコーンを回転しながら速さを競うというものです。コーンを中心に回転する様子が、まるで台風の目のようなので、このように名付けられたのですね。

このように、台風の目は本来の意味から、イロイロな例えとしても使われる言葉となっています。不思議な自然現象ですが、台風が多く訪れる日本では、昔から親しまれてきたものだということが分かりますね。

まとめ

台風の目というのは、激しい台風の中心部分であり、天気は穏やか。ですが、まだ台風は通過しておらず危険なので、安全が確実に確認されるまでは、自宅待機するのがベストということですね。

色々な意味を持つ台風の目。ちょっと知っておくと、雑学として話題にできるかもしれません。

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