いつ起こるか分からない震災などの災害に備えて、防災用品を用意しておきたいですよね。
ですが、用意するものは各家庭の状況によっても多少違ってきます。
例えば赤ちゃんがいる家庭。
赤ちゃんには、大人とはまた違ったものも色々と必要になります。
では、具体的にはどのようなものを用意したら良いのでしょうか?
そんな防災用品で用意するものについて調べてみました。
防災用品で用意するもの☆基本のベビー用品
まず、赤ちゃんがいる家庭で防災用品として用意するもので大切なのは、基本的なベビー用品です。
紙おむつや粉ミルクなどは、赤ちゃんを健やかに育てるために必要ですね。
これらはだいたい、3日分程度用意しておけば良いと言われています。
それから哺乳瓶やミルクに使用する水なども用意しておくと安心です。
水に関しては、赤ちゃんでも安心して飲めるウォーターサーバーの水が便利ですね。
このタンクを常備しておけば、たくさんの水が確保できるので、震災後の状況の中でも赤ちゃんに与える水分には困らずに済むでしょう。
ただし、これらは絶対に必要なものというわけではありません。
例えばおむつはスーパーの袋とタオルで代用できたりします。
また、粉ミルクが無くても、母乳で育てているなら、いつも通り母乳を与えれば良いのです。
ショックで母乳の分泌が悪くなるケースなどもありますので、その時に備えて一応の準備という形にすると良いですね。
防災用品☆離乳食期の赤ちゃんなら?
離乳食を食べ始めている赤ちゃんに対して、用意するものは、まず離乳食です。
最近ではレトルトタイプの離乳食が多数販売されていますね。
赤ちゃんにとって離乳食を食べる期間というのは、そう長いものではありません。
そのため、このレトルトタイプの離乳食でも、充分な賞味期限があり、震災が起こった時のための防災用品として活用するにも十分です。
購入したレトルトの離乳食の時期が終わるころに、与えてしまえば良いのです。
こうしてこまめに買い替えながら、防災用品で用意するものの1つとして、離乳食をしっかり準備してあげましょう。
瓶入りタイプなら、そのまま与えられるので便利です。
それから、離乳食を与えるためのスプーンなども用意しておくと安心です。
使い捨ての、プリンなどについてくるスプーンを離乳食と一緒にまとめて用意しておくと良いですね。
大人の場合は食事の用意というと、アルファ米など、特殊な防災食を用意することになります。
その点、赤ちゃんの離乳食は比較的、普段使用している通りのもので良いので、準備もラクですね。
こちらも3日分程度、用意しておくと良いでしょう。
防災用品☆赤ちゃんを清潔にするために
もう1つ、赤ちゃんの防災用品で用意するものとして大切にしたいのが、「清潔」を考えた物です。
赤ちゃんは大人よりも免疫力や抵抗力が弱いため、感染症などにかかると重症化する恐れもあります。
震災が起こった時にも、できる限り衛生面には配慮してあげたいですよね。
まず、タオルを何枚か用意しておきましょう。
タオルは怪我をしている時の止血や包帯代わり、濡れてしまった時に拭き取る、体を拭く、布おむつ代わりと、多用途で活用できます。
防災用品の中で、特に便利な物の1つなので、ぜひ用意するものとして加えておきましょう。
それから、お尻拭き。
赤ちゃんがウンチをした際には、お尻拭きが必要になりますよね。
衛生面を考えると、やはりこれは使い捨てを用意しておきた方が安心です。
お尻拭きも、用意しておくと便利なアイテムの1つです。
手を拭くのに使用したり、体の汚れを拭き取ってあげたりと、多用途で活用できるでしょう。
あとは、着替えも1セットは用意していくと良いですね。
赤ちゃんが代謝が活発なので、できればこまめに着替えさせてあげたいものです。
防災用品にも1つくらい用意するものとして加えておくと、汚れたり濡れて冷えてしまいそうな時に活用できます。
ただし、サイズの確認は忘れないようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんがいる家庭では、特に防災用品の準備にも慎重になりますね。
赤ちゃんの生活リズムを、できるだけ崩さないようにということを大切にしながら、用意するものを考えていきましょう。
大人用とは別に、赤ちゃん用の防災用品を用意し、中身はこまめにチェックしてサイズや月齢に合わせたものにしていくことが大切ですね。