子供がいると、会社で長期の出張を言い渡されても、家族を連れていくことが難しかったりしますよね。
そこで、単身赴任という方法をとるという人は少なくないでしょう。
ですが、そんな単身赴任には、単身赴任ならではの不安が多数あるものです。
例えば赤ちゃんが生まれたばかりの場合、父親がいつもそばにいないことで、なついてくれないのではないかという点。
妻の側からしても、育児が大変な時期に夫がそばにおらず、1人でやっていけるのかという点が気になりますよね。
そこで、育児世代の単身赴任のコツについて紹介します。
単身赴任☆赤ちゃんはなつく？
赤ちゃんは、ある程度大きくなってくるとママ以外の人の顔や声なども認識するようになります。
そこで起こってくるのが人見知りですよね。
よく会い、何の害もなく優しく接してくれる相手には、「この人は安全」と考えられるようになり、人見知りをしなくなっていきます。 ですが、たまにしか会えない相手では、どうしても人見知りしてしまうことが少なくありません。
たとえそれが父親であっても、会う機会が少なければ、赤ちゃんにとっては見知らぬ人同然。
そのため、久々に会うたびに泣かれてしまうかもしれません。
ですが、これはあくまでも赤ちゃんの頃や、1歳程度の頃までの話です。
ある程度大きくなってくると、子供は「この人が父親だよ」と教え、そして父親らしい態度をとれば、納得し、父親として接するようになります。 会う機会が少なくても、単身赴任から帰ってきた時には飛んでいったりと、父親に対しても愛情を示すようになってきます。
これは、単身赴任中の父親が帰宅して我が子に接する際、どんな態度をとるのかにも左右されます。
優しくて信頼できる態度で接してくれれば、やはり子供は嬉しくなり、なつきますよね。
ですが、ここで問題となってくるのが父親側の気持ちです。
お腹を痛めて出産したわけではない父親ですから、子供と会う機会が少なければ、父性が育ちにくくなることも考えられます。
父親として、久々に会う子供にどう接すれば良いのか分からないということも起こってくるわけです。
単身赴任で赤ちゃんがなつくかどうかという点は、そんな父親の気持ちが大きく関係していると言えます。
父性を育てるためにも、赤ちゃんの頃からできるだけ、休日はこまめに家に帰るなどして、子供と接する機会を持ち、父親になる気持ちを整えていきたいところですね。
単身赴任☆赤ちゃんの育児はどうする？
では、単身赴任の夫を持つ母親側の不安はどうでしょうか？
赤ちゃんの育児はただでさえ大変なこと、不安なことだらけなのに、夫が側にいないのは辛いと感じることもあるでしょう。
単身赴任中の赤ちゃんの育児で感じる不安を解消するためには、やはり誰かに相談に乗ってもらったり、サポートを受けるのが1番です。
自分の両親や夫の両親、それが無理なら知人や友人にも協力してもらいながら、1人で悩まない育児をしてみましょう。
地域によっては、育児サロンなどのサービスを無料で実施しているようなところもありますので、上手に利用してみると良いですね。
それから、ある程度の月齢、半年以上になれば、赤ちゃんを保育園に預けることも可能になります。
あくまでも空きがあればの話ですが、どうしても1人での育児に不安を感じる場合には、保育園に預けて短時間でも働きに出るなどして、自分の時間を作ることも大切です。 保育園の先生や保護者の方との関係が広がり、育児のためになる情報をもらえたりもしますし、自分の時間を持つことで、気持ちも楽になります。
単身赴任中の赤ちゃんの育児に関する不安解消のためには、とにかく1人で悩まないということが最大のポイントです。
ストレスが最もよくないので、できるだけうまく発散できる方法を見つけながら、育児の不安を解消していきましょう。
単身赴任中の赤ちゃんの育児☆実家に帰っても！
単身赴任中の赤ちゃんの育児で、どうしても不安や負担が大きいという場合には、夫が出張している間、実家に帰ってみるというのも1つの方法です。 家をしっかり守りたいという気持ちはあるかもしれませんが、それで自分がボロボロになってしまっては意味がありません。
まずは落ち着いた気持ちで育児を楽しめる環境を整えることが必要です。
赤ちゃんが小さくて、まだ保育園に入っておらず、特に上の子供などもいない場合であれば、実家が遠方でも、帰っても問題になることは少ないでしょう。 保育園や学校の手続きなども心配ありませんし、帰りやすいですよね。
思い切って夫がいない時間を実家でゆっくり過ごすことで、両親も孫がそばにいてくれて楽しい時間を過ごすことができるわけです。 イロイロな人にとってメリットのある方法なので、夫と相談して、それがベストだと判断した場合には、思い切って実家でしばらくゆっくりしてみましょう。
まとめ
単身赴任は、夫にとっても、そして妻にとっても大きな不安があるものです。
特に赤ちゃんがいる育児世代の夫婦にとっては、人生最大の試練のように思えることもあるでしょう。
ですが、上手に対処していけばきっと乗り越えられるはずです！
単身赴任で赤ちゃんの育児に関する不安が生じた場合には、周囲の誰かに相談したり、サポートを受けたりしながら、心も体も楽になるように工夫していくと良いですね。
