八坂神社例祭大祭として、毎年実施される熊谷うちわ祭り。
関東一の祇園として知られるこのお祭り、2015年こそは行きたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
では、そんな熊谷うちわ祭り、日程はどうなっているのでしょうか?
また、見どころや穴場スポットとして楽しめる場所などもチェックしておきたいですね。
そこで、そんな熊谷うちわ祭りの情報を集めてみました。
熊谷うちわ祭りの日程☆2015年は!?
熊谷うちわ祭りは、毎年日程が決まったお祭りです。
開催日時は7月20日~22日までの3日間。
ですが、7月19日には遷霊祭というものが行われます。
これは宮司が、灯を落とした八坂神社の中で神輿に御霊を遷す行事です。
これを済ませることで、神輿は天王様となるのです。
それから、7月20日には渡御発輿祭・途上奉幣祭・渡御着輿祭・初叩き合いが行われます。
このうち初叩き合いは、かなりの混雑が予想されます。
7月21日には巡行祭が行われます。
歩行者天国になった国道17号に、12台もの山車や屋台が並び、楽しめる内容となっています。
7月22日には行宮祭や曳合せ叩き合い、年番送り、還御発輿祭が行われます。
この日の行事は特に大混雑が予想されます。
そしてこれらのお祭りが終わった後、7月23日に行われるのが還御着輿祭。
ここで神輿を本宮にお返しします。
祭りの日程は3日間ですが、前後にもちょっとしたイベントが楽しめるのが、熊谷うちわ祭りの素敵なところですね。
5日間に渡ってイロイロな見どころをチェックしてみるのも良いでしょう。
熊谷うちわ祭りを楽しめる場所は?
熊谷うちわ祭りは、70万人もの人出で賑わうと言われる大きなお祭りです。
そのため、見どころを押さえ、楽しめる場所を知っておくことも重要です。
このお祭りでは、7月21日、22日には交通規制が行われます。
国道17号が歩行者天国となります。
その際、様々な屋台が出典されますので、これを散策しながら楽しむのも良いですね。
また、このお祭りので最大の見どころは、やはりたたき合いです。
熊谷うちわ祭りの良さを満喫できる場所としては、7月20日のJR熊谷駅北口駅前広場。
ここでは12台の山車と屋台が勢揃いします。
初めてのたたき合いは見ものです!
それから、メインとなる7月22日のたたき合い。
お祭り広場には全町の山車が集結するので、これは見逃せませんね!
早い時間からスタンバイして、場所を確保し、しっかり見物しましょう。
熊谷うちわ祭りの由来は?
毎年、多くの人出で賑わう熊谷うちわ祭り。
そんな素晴らしいお祭りが始まったのは、何がきっかけだったのでしょうか?
そもそも、どうして「うちわ」が登場するのかも疑問ですよね。
まず、このお祭りは非常に歴史の古いものです。
江戸時代にはすでにあり、その時代には、疫病除けとして赤飯が配られていました。
厄除けには赤い色が良いといわれ、それが赤飯を配る由来であったわけです。
それがある年、泉屋横丁にある料亭「泉州」の5代目となる主人が、当時は生活必需品として大切にされてきたうちわを配るようになりました。
それが評判となり、赤飯の代わりにうちわを出すようになったのです。
その結果、このお祭りはうちわ祭りと呼ばれるようになったというわけですね。
まとめ
古い歴史を誇る、熊谷の大きなお祭り、「熊谷うちわ祭り」。
曜日に関係なく、毎年日程が決まっているので、比較的、計画を立てやすいですね。
見どころをしっかりチェックし、また周辺にも楽しめる場所が多数あるので、事前に確認しておきましょう。
交通規制も敷かれるので、できれば公共の交通機関を利用して訪れたいですね!
家族で、友人で、1人で・・・
イロイロなスタイルで楽しむことができる熊谷うちわ祭り。
多数の山車によるたたき合いを、身近に感じるだけでも、気分が盛り上がります。
早めに計画を立てて、関東一の祇園を満喫してみましょう!
夏の素敵な思い出になること、間違いなしですね!