戌の日の安産祈願☆いつごろ、どんな風に行えば良いものなの?

戌の日 安産祈願

赤ちゃんを授かると、誰もが
「お腹の中で元気に育ち、健康に生まれてきてほしい」
と考えますよね。

そんな願いを込めて行われるのが、
戌の日の安産祈願です。

ですが、初めての経験だと、
戌の日の安産祈願はいつごろ行い、
どのような方法ですれば良いのか、
分からないという方も多いもの。

そこで、
そんな戌の日の安産祈願について紹介します。

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戌の日の安産祈願はいつ行う?

まず、戌の日の安産祈願というのは、
いつごろの時期に行うものなのでしょうか?

これは、妊娠5カ月、
つまり安定期に入ってから、
最初の戌の日と言われています。

この戌の日は、
専用のカレンダーなどがありますので、
チェックしてみると良いですね。

また、産婦人科で戌の日がいつなのか尋ねてみても、
教えてくれることが多いです。

一度、通っている産婦人科の受付や看護師の方など、
話しやすい方に尋ねてみましょう。

5カ月目の戌の日に安産祈願が行われるのが一般的なのは、
帯祝に合わせて祈願されることが多いからです。

安産祈願自体は、
基本的にはいつ行っても良いものなので、
ママの体調に合わせて行うと良いですね。

それから、
安産祈願の時期については、
地域によって多少の違いがあります。

中には3カ月目の戌の日に安産祈願をするところもあれば、
7カ月で安産祈願をするところもあります。

両親や、地元の産婦人科で
詳しく聞いておくと安心ですね。

戌の日の安産祈願の方法

戌の日の安産祈願というと、
具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

戌の日の安産祈願は、
事前に安産祈願が受けられる神社を調べて、
そこに申し込みをしておきます。

中には予約なしで、
当日に受け付けてくれるところもあります。

それから、当日神社に行き、
手水舎で手や口をすすぎます。

その後ご祈祷の申し込みを行い、
初穂料を支払います。

この時の初穂料の相場は、
5000円~10000円くらいです。

目安の初穂料を公開している神社もあるので、
事前に尋ねておくとスムーズですね。

申し込みが済んだら、
本殿に上りお祓いを受けます。

静かに頭を下げて受けましょう。

その後、祝詞奏上があり、
規律して「二拝・二拍手・一拝」を行います。

そして最後に、
神主さんから授与品があるので、
これを受け取って終了です。

所要時間は10分程度。

妊婦さんでも、
それほど負担にならない時間なので、
この機会に安産祈願を受けてみましょう。

また、戌の日の安産祈願は、
基本的には妊婦さん本人が行くものですが、
体調が優れない場合などは
代理の方に任せてもかまいません。

それから、参拝というと慣れないものなので、
服装にも気を遣ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

ですが基本的には、
普段着でも大丈夫です。

お腹に負担のかからない服装で
訪れるようにしましょう。

この安産祈願でいただいた授与品は、
神棚に飾るか、目線よりも高く、
家族が集まる場所に飾るようにします。

封筒からは取り出し、
文字のある面を東か南向きになるようにしましょう。

戌の日に安産祈願が行われるようになった由来

どうして戌の日に安産祈願が行われるようになったのか、
またそもそも、「戌の日」というのは何なのか、
疑問に感じる方もいらっしゃいますよね。

まず、戌の日というのは、
どういうものなのでしょうか?

実は、この戌の日は、
十二支の戌年からきています。

つまり、12日に1度、
戌の日が訪れることになっているのです。

ではどうして、この戌の日に
安産祈願が行われるようになったのでしょうか?

これは、
動物の犬のお産が非常に軽いため、これにあやかろう
ということで考えられた風習なのです。

たくさんの子犬を安産で出産する犬は、
古来から安産の守り神とされてきました。

そんな犬に倣って、
元気な赤ちゃんを安産で出産できるように
という願いを込めて行われるのが、
戌の日の安産祈願なのですね。

また、これと同時に
妊婦さんが腹帯を付ける「帯祝い」が
行われる地域も多くあります。

ただし、この帯祝いに関しても
風習や習慣が地域ごとに違うので、
自分の住む地域ではどのように行われるのか、
チェックしておくと良いですね!

まとめ

妊娠するまでは、
神社でご祈祷を受けることなんて
なかなかありませんよね。

戌の日なんて、耳慣れない言葉に
戸惑ってしまったりもします。

ですが、戌の日の安産祈願は、
無事に元気な赤ちゃんを出産したいという
母や身内の想いがこもった大切な儀式です。

また、産後には宮参りや七五三など、
神社に訪れてご祈祷を受ける機会も増えます。

その練習のつもりで、
戌の日の安産祈願を受けてみましょう!

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