インフルエンザの予防接種☆有効期間はどのくらい継続するの?

インフルエンザ 予防接種

インフルエンザが猛威を奮い始める前に行っておきたいのが、予防接種ですよね。ですが、この予防接種には有効期間があると言われており、それを聞くと不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。

では、一体どのくらいの期間であれば、効果を持続させることができるのでしょうか?そんな気になるインフルエンザの予防接種について調べてみました。

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インフルエンザの予防接種の有効期間

高熱や関節痛などの重い症状が出て、時には命に関わることもあると言われるインフルエンザ。毎年大流行するので、できるだけ流行する前に防いでおこうと考える方も多いでしょう。

そこで実施するのが、予防接種というものです。各医療機関で取り扱われ、有料ではありますが、病気で苦しんだり仕事や学校を休んだりすることを考えれば打っておくべき、と判断する方が大勢いらっしゃいます。

ですが、実はそんな頼れるインフルエンザの予防接種、効果が持続する有効期間には限りがあるのです。

まず、予防接種を打った後にどのくらいで抗体を獲得することができるのか、ですが、これは1〜2週間後と言われています。つまり接種直後では効果はありません。それから、インフルエンザには1〜7日程度の潜伏期間があります。その間に予防接種を受けても効果は期待できません。

さらに、予防接種の有効期間と言われているのは、摂取の1ヶ月後がピークであり、その後は徐々に下がっていきます。3カ月目からは特に効果が落ちるので、かかる可能性も高くなってしまいます。

一般的には、有効期間と言われているのは接種後5ヶ月程度です。この期間をよく考慮して、接種することが大切だと言えますね。

インフルエンザの予防接種☆打つ時期

有効期間を考慮すると、予防接種を打つべき時期も見えてきます。インフルエンザが猛威を振るうのは、12月〜3月頃までです。もちろん、中には10月、11月に感染してしまうケースもありますが、それは不運と考えるしかないでしょう。

ピークの時期を乗り越えるためには、11月頃に接種しておくと、12月には効果のピークを迎えることができます。さらに1月、2月と効果が持続し、なんとか3月まで乗り切れる、ということになるのです。

つまり、有効期間から考えた予防接種を打つべき時期は、11月頃、ということになりますね。早く打つに越したことはないと、慌てて10月頃に接種してしまうと、かえって後半になって「予防接種したのにインフルエンザに!」なんてことにもなり兼ねません。

こちらの予防接種でインフルエンザを予防できる可能性は、60〜70%と言われています。完璧な方法ではないことを理解し、少しでも効果を高めるために、よく考えて接種しましょう。

インフルエンザの予防接種☆副作用は?

インフルエンザの予防接種で、有効期間と並んで気になるポイントと言えるのが、副作用についてです。予防接種はどんな種類でも、副作用は無視できないところですが、こちらの予防接種にもそのリスクはあるのでしょうか?

まず、インフルエンザの予防接種というのは、ウイルスを弱くしたものを体内に入れる方法ですので、副作用のリスクはゼロではありません。この点を理解して打ちましょう。

起こりうる症状としては、接種した部分が赤くなったり腫れたり、しこりのようになったりといったことです。これに関しては放置しても問題ありません。

それから5〜10%と少ない割合ですが、めまいや下痢、頭痛等の全身症状が起こることもあります。こちらも2〜3日で治まると言われています。

ただし、中にはアナフィラキシーを起こしたり、急性散在性脳脊髄炎という命に関わる症状を起こすこともあります。接種後は様子をよく見て、異常を感じたらすぐに病院に行きましょう。

まとめ

インフルエンザから身を守る手段として、有効性が認められる予防接種。ですが、100%の確立で防ぐのは難しいようです。有効期間に合わせて接種し、上手に活用して、感染がピークを迎える季節を乗り切りましょう!

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