エコという思想が広まっている現代。
なかなか、「物を捨てる」ということができない人も多いですよね。
特に難しく感じられるのが、服の処分のタイミング。
流行遅れだから着る機会もないけれど、
まだ着れるから処分はもったいないと感じてしまい、
タンスにしまいっぱなしになっている方も多いのでは！？
そこで、そんな服の処分のタイミングと、
もったいなくない活用法を紹介します。
服を処分するタイミング
まず、服を処分するタイミングがいつなのか・・・という点ですね。
服がびりびりに破れて、
機能を果たさなくなるまで着る！
という方は今は少ないでしょう。
では、一体いつ処分すれば良いのか・・・
それは、自分の心に訊いてみることです。
最初、「この服、可愛い〜！」と
喜びや憧れを感じて服を購入しますよね。
ですが、時代遅れになってしまったり、飽きてしまったり、
自分の趣味が変わったりすることもあります。
そうなると、その服を見た時、
もう喜びを感じることが無くなりますね。
この時が、服の処分のタイミングです。
着たいと思えない服を、
「まだボロボロじゃないから」と無理に着るのは、
誰のためにもなりません。
だからといって、「もったいないから」とタンスにしまいこむのでは、
タンスがゴチャゴチャになるばかりです。
その服を見ても、心が躍らなくなった時に、
「今が処分のタイミング！」と考えるようにしましょう。
あるいは、タンスの中を一気に掃除するタイミングを
2〜3か月に1回作ってみると良いですね。
タンスの奥底に眠っていた、
存在すら忘れていた服が出てくることもあります。
存在すら忘れていた服というのは、
特に「どうしても着たい服」というわけではありませんね。
これも、タンスの大掃除が
処分のタイミングだと考えましょう。
服を処分する方法
服を処分する方法は、
基本的には各市区町村で定められた方法でゴミとして出します。
普通の綿などの素材でできた服の多くは、
燃えるゴミとして収集される場合が多いですね。
ですが、素材によっては
「燃えないゴミ」に区分されるものもあります。
特に革製品や、バックルなど装飾品が付いたものは、
燃えないゴミに区分される可能性が高いです。
市区町村のゴミの出し方の決まりを、
よくチェックしてみましょう。
また、市区町村によっては、
服を資源ごみとして収集してくれるところもあります。
資源ごみになれば、「もったいない」という気持ちも和らぎますね。
ただし、資源ごみにする場合には、
清潔であることが大前提です。
あまりにも不衛生な状態になった服は
対象外となる可能性があります。
服を有効活用する方法
いくら要らない服であるとはいえ、
処分するのがもったいなく感じられることもありますよね。
そんな時には、
有効活用する方法を考えましょう。
まず、家庭でできる有効活用の1つが、
「ウエスとして利用する」という方法です。
つまり、適度な大きさの布に切り分けて、
これを使って家の掃除などをするというわけですね。
使い捨ての雑巾になると考えれば、
色々な部分の掃除に大活躍させることができます。
それから、流行遅れになってしまった服でも、
着ていて楽なデザインのものなら、
部屋着やパジャマとして活用することも可能です。
ただし、突然の来客時にも
対応できるレベルのものにしておきましょう。
まだまだ着れるのにウエスにするのはもったいないし、
パジャマにはちょっと・・・
そんな服は、リメイクするという方法もあります。
ほどいて布の状態にしてから、
バッグなどに作り変えてみると、
飽きずに楽しめますね。
自分で行うのが難しいなら、
専門のリメイク業者に依頼してみましょう。
特に、「お気に入りだけど着れない」という服を活用するなら、
この方法はおすすめですね。
要らなくなった服に
新たな命を吹き込むことができます。
それから、「自分には不要だけど他人には必要かも！？」というものは、
中古品として販売するのも良いですね。
オークションやフリマを利用したり、
古着を買い取ってくれるお店を活用しましょう。
中には、業者向けのウエスにしたり海外に輸出したりするために、
ボロボロの服でも買い取ってくれる業者もあります。
有名なのはキング・ファミリーですね。
こういった活用法を実践すれば、
服の処分のタイミングで悩み、
要らない服で家の中が溢れかえる
ということも無くなりますね。
まとめ
服の処分のタイミングに
悩まされている方は多いもの。
ですが、不要なものを溜め込むことに、
良い結果はありません。
色々な活用法を実践しながら、
着たいと思えなくなってしまった服は、
どんどん処分していきましょう。
