日本では、バレンタインと言えば女性が男性にチョコをプレゼントしたり告白するというイベントになっています。
ですが、最近では、この機会に男性から女性に向けてチョコをプレゼントして告白するという「逆チョコ」が注目され始めているのです。
イギリスやアメリカなど、海外では当たり前の逆チョコ。
日本でも浸透してきたのは、女性にとっても嬉しいことですし、男性にとってはチャンス到来と考えることができますね。
ですが、まだまだあまり知られていない逆チョコ。
女性がもらった場合、お返しに悩まされてしまうところでしょう。
そこで、逆チョコのお返しの意味や、どんなものがおすすめか、といった気になる点について調べてみました。
逆チョコのお返しの意味は？
本来は、日本では好きな男性やお世話になった方、友達などに贈るバレンタインのチョコ。
受け取った男性は、ホワイトデーにお返しをするのがマナー、というような印象がありますね。
では、これが逆チョコの場合はどうなるのでしょうか？
逆チョコのお返しは意味が深い印象があり、ちょっと考えてしまうところでしょう。
例えばその気のない男性に、逆チョコをもらったからと、きちんとホワイトデーにお返しを用意すると、「私も同じ気持ち」という意味に捉えられかねません。 これは話をややこしくしてしまう原因になるので、避けたいところですよね。
ですが、何もお返しをしないのもまた、日本人のマナーとしては「ダメ」と考える方が多いでしょう。
逆チョコに対しても、義理のお返しとして、気持ち程度のものを用意し、「ありがとう」と伝えるのがベストですね。
そして、同時に「ごめんなさい」と、気持ちには応えられないことを伝えましょう。
ちなみに、逆チョコが当たり前の国、アメリカではその気がない相手に対しては、「ありがとう」の一言で終わりです。
つまり、ホワイトデーのお返しはなし。
このようなはっきりした態度をとるのも、その後に勘違いが起こる心配がなく、ある意味では良いのかもしれません。
逆チョコのお返しの意味☆OKだったら？
では、逆チョコのお返しの意味に、男性からの告白に対する「OK」の気持ちを込めたい場合はどんなものを贈れば良いでしょうか？
これは、相手に何をもらうかにもよります。
逆チョコとは言われていますが、実際の内容は花束や香水など、ちょっとした「物」で贈り物をしてくれる男性が少なくありません。 そんな男性には、例えばスーツを着る方ならネクタイなど、何かちょっと記念になるようなプレゼントをしてみるのも良いですね。
2人が結ばれるきっかけになった思い出の品になります。
それから、チョコなど食べ物で告白してくれた相手には、あまり高額なお返しをすると相手も気を遣ってしまうでしょう。
そんな場合には、手づくりのお菓子で返事をするのも良いですね。
市販のお菓子とは違い、手づくりのものは気持ちが込められており、本気の相手に対するお返しとしてピッタリです。
マシュマロを使ったお菓子やクッキーなど、ホワイトデーの定番になるお菓子を手づくりして、これから彼氏になる可能性大な男性にプレゼントしましょう！
逆チョコのお返しの意味☆NGだったら？
逆チョコのお返しの意味がNGであった場合に、思わせぶりなプレゼントを贈るのはマナー違反とも言えます。
相手によっては、何もお返しをしない方が、諦めがつくと思われるかもしれません。
ですが、NGの場合でも相手がお世話になった男性であったり、友達として大切にしたい相手である場合には、やっぱり何かちょっとしたお返しをしたいところですよね。 そこで、そんな時には、市販のお菓子を軽くラッピングして、「気持ち程度のお返し」をしてしまいましょう。
例えばホワイトデーにちなんで、ホワイトチョコの板チョコにリボンをかけただけのものを贈る、なんていうのも良いですね。
市販のお菓子なら、本気という感じがせず、ちょっと冗談が入った気遣いのあるお返しになります。
それでは失礼に感じられてしまう場合には、ホワイトデーの特集コーナーにあるお菓子の中から、そこまで値段の張らない、可愛らしいものをセレクトして贈ると良いでしょう。 「ごめんなさい、気持ちには応えられないけれど、ちょっとしたお礼です。」と一言添えて、ややこしくなるのを防ぎましょう。
まとめ
逆チョコのお返しの意味は、一歩間違えると勘違いを生み出してしまうので注意が必要です。
男性から女性に対するお返しよりも、どうしても話がややこしくなってしまいますので、できるだけよく考えてお返しを用意しましょう。 その気のない相手に思わせぶりな態度をとるのだけは、やめた方が良いですね。
