お中元ののし☆書き方のマナーは?種類や貼り方で注意する点は?

日本の古き良き風習の1つ、夏のご挨拶であるお中元。
この時、気になるのが様々なマナーですよね。
恥ずかしい思いをしなくて済むように、しっかりマナーを心得たお中元を贈りたいものです。

では、お中元ののしの書き方は、どうするのが正しいのでしょうか?
また、のしの種類や貼り方といったところも、気になりますね。
そこで、恥をかかないためののしのマナーについて紹介していきます。

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お中元ののしの書き方は?

まずお中元ののしの書き方ですが、水引の上の部分には、「御中元」と書きます。
ただしこれは、7月15日までに使える書き方であり、この時期を過ぎた場合には「暑中御見舞い」となります。
立秋以降になれば、「残暑御見舞い」となりますので時期に注意しましょう。

また、贈る相手が目上の方である場合には、「御見舞い」という言葉を使うと失礼にあたります。
「暑中御伺」「残暑御伺」と書くようにしましょう。

続いて下の段に記載するのは、贈る側の名前です。
苗字だけでもかまいませんが、フルネームで記載しておいた方が分かりやすいですね。

中には、何人かで連名のお中元を贈ることもあるでしょう。
その場合は3名までなら、連名で書き込むことができます。
右側に目上の方が来るように考えながら書き込んでください。

それから、3名以上になる場合には、中央に代表者の名前を記載し、その横に小さ目の文字で「外一同」と記載します。
この時、中包みに贈った方全員の名前を入れるようにします。

会社名を入れる場合には、名前の右上に小さく入れるようにします。

贈る相手の名前も入れたい場合には、のしの上の段の、左上に記載します。
この場合、連名にする際には目上の方を左側に書き込むことになり、相手先の名前を入れない場合と逆になるので注意しましょう。

のしの書き方には、細かいマナーがありますので、要チェックですね!

お中元ののし☆種類は?

続いて、お中元ののしの種類ですが、これは紅白の蝶結びを選びます。
基本的に、何度あっても良いお祝いや、贈り物の場合に用いられるのが紅白の蝶結びですね。
不幸ごとなら白黒や黄色と黒、1度きりで終わりにしたい結婚式のような時には結び切りが用いられます。
これらのポイントから考えると、お中元ののしの種類は、紅白の蝶結びが最適なのです。

それから、最近増えてきたのが短冊形ののしと言われるものです。
これは、よりシンプルなデザインのもので、結び目などもありません。

この場合は名前を入れずに御中元とだけ記載する場合もあります。
配送するタイプの御中元であれば、誰から贈られてきたのかもすぐに分かりますので、特に名前を入れる必要もないというわけですね。

お中元に使用されるのしの種類は、基本的にこの2種類となっています。
きっちり蝶結びのものにするか、エコな短冊タイプにするか、贈り先などに応じて考えるようにしてみましょう。

お中元ののし☆貼り方は?

では、そんなお中元ののしは貼り方にも難しい決まり事があるのでしょうか?
まず一般的によく用いられる紅白の水引きののしに関しては箱をグルリと巻く感じで貼り付けておきます。
べったりと貼る必要はなく、先方が取り外ししやすいように、両端を軽くテープで留めておくと良いでしょう。

こちらは包装の内側、外側のどちらにもかけることができます。
ですが、配送などの場合は特に、のしが傷んでしまう恐れがありますので、内側にかけることが多いですね。

それから、最近増えてきている短冊型ののしであれば、箱の右上部分に貼り付けます。
こちらも、箱に直接貼っても良いですし、包装紙の上に貼ってもかまいません。
基本的には、包装紙の上から貼る人が多いようです。

どの種類ののしが良いのか、またどんな風に貼り付ければ良いのか分からないという場合には、ギフトショップなどで尋ねてみると良いでしょう。

まとめ

お中元ののしは書き方にも種類にも、また貼り方にまでイロイロなマナーがあります。
大切なのは何を贈るか、その内容ではありますが、やはりのしという部分でも、相手に不快感を抱かせることの無いように、きちんとマナーを守っておきたいですね!

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