インフルエンザ☆自然治癒の期間は?治療しなくても治るの?

インフルエンザ

秋冬に猛威を振るう病気と言えば、インフルエンザですね。予防するのが理想的ですが、感染力が高いため、予防接種をしていてでもかかってしまうことはあります。では、もしかかってしまった場合に、自然治癒はするのでしょうか?

また、自然治癒するまでの期間はどのくらいかかるものなのでしょうか?そんな気になる点を調べてみました。

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インフルエンザの自然治癒について

インフルエンザというと、病院でタミフルなどの薬の処方を受け、これを服用して休まなければ治らない、と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、この病気はウイルス性のものであり、実は薬を飲まなくても、多くの場合は自然治癒するものなのです。

実際にインフルエンザにかかっているにも関わらず、症状を知らないために風邪と思い込んで自宅療養し、自然治癒していたという例は少なくないでしょう。知らない間にかかって、治癒していることもあるのです。

この病気は検査をしないと確定することができないので、検査をしてはじめて、インフルエンザとしての治療が行われます。

治療を受け、薬を服用すれば症状が早く改善したり、悪化を防ぐことができる、ということであり、絶対に治療しなければ治らない病気ではないのです。

例えば妊婦さんや1歳未満の赤ちゃんなどの場合には、薬を処方した場合の安全性が懸念されることもあります。

その時には、何も薬を飲まず、水分をしっかり摂取しながら安静に過ごすことで、自然治癒を目指します。人には元々、病気と闘う機能が備わっていますから、これを活かすのも1つの方法なのです。

インフルエンザの自然治癒までの期間は?

では、インフルエンザは自然治癒するまでにどの程度の期間を要するのでしょうか?これに関しても、かなり長い期間を要するものと考えている方もいらっしゃるでしょう。ですが、実は意外と短期間で治癒してしまう病気でもあります。

解熱するまでの期間は、個人差はあるものの、多くの場合は4〜5日程度です。つまり、4〜5日安静にしていれば、薬を飲まなくても元気になってしまうことが多いのです。

タミフルのメリットやデメリットに関しては様々なことが言われています。

このタミフルが発揮する効果に関しても個人差が大きく、一概には言えませんが、中には熱の出る期間を1日短縮する程度という声もあります。

しかも異常行動などの懸念もあり、副作用が問題視されることから、使用しない例もあるようです。

インフルエンザの自然治癒☆治療を受けた方が良い!?

自然治癒する病気であれば、どうして多くの方が当たり前のように病院で治療を受けるのでしょうか?特に子供の場合には、インフルエンザと聞くと家で自然治癒、なんて考える人は少ないですね。

その大きな理由は、この病気には悪化して合併症を引き起こすリスクが大きい、ということが挙げられます。

インフルエンザをきっかけに髄膜炎など、重篤な病気になってしまうケースもあり、これを防ぐために、早期に病院で治療を受けることが推奨されているのです。病院に行って状態を診てもらえば、異常にも早く気付くことができ、安心できるというわけですね。

また、やはり熱が出る期間が長引けば、体力が低下して合併症を起こすリスクも高まってきます。このリスクを減らすためにも、できるだけ早く症状を緩和して、体力回復を目指すという意味もあるのです。

こういった理由から、期間が過ぎれば自然治癒するインフルエンザであっても、できるだけ治療を受けて、医師の方針に従うのが最適だと言えますね。

まとめ

インフルエンザは、4〜5日を経過すれば自然治癒する病気である、と聞くと、なんだか安心してしまいますね。

確かに命に関わることは少ないですが、それでも合併症を引き起こすリスクはゼロではありません。しかもこの病気による合併症は、命に関わることもありますので、やはり治療を受けることは大切だと言えますね。

ですが、もし薬を服用するのが難しい状態であっても、薬なしで治らない病気ではない、ということを理解していれば、安心することができるでしょう。

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