インフルエンザ予防接種の後の運動☆直ぐにしても大丈夫!?

インフルエンザ 予防接種

インフルエンザは、時として重篤な症状に陥ることもある怖い病気です。また、感染力も強いため、症状が一見治まったように見えても、学校や会社をしばらく休むべき、ということになってしまいますね。

これでは学業にも仕事にも影響をきたしてしまいます。

そこで、そんなインフルエンザを避けるために、多くの人が受けているのが予防接種です。

ですが、この予防接種、受けた直後に運動などをしても良いのでしょうか?そんな気になる注意点を調べてみました。

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インフルエンザの予防接種☆運動は控えて!

中にはスポーツを日常的に行っている人や、何かのスポーツの選手であり、毎日トレーニングや練習が欠かせないという人もいるでしょう。

こういった人は、インフルエンザの予防接種を受けた日にも、やはり普段通りに運動をしてしまうかもしれませんね。ですが、確かな安全性、という点を考慮すれば、できればこれは避けた方が良いのです。

インフルエンザの予防接種は、ワクチンにより弱めたインフルエンザウィルスを体内に注入するというものです。

そのため、副反応、つまりワクチン接種後に何らかの体の異変が起こるリスクがあります。

ではどの程度の間、運動を控えるべきなのか、ですが、これは接種後24時間以内と考えると良いでしょう。ただし、24時間経過後でも、体調に異変を感じた時には無理な運動をしてはいけません。

これに関しては個人差もある問題ですので、まずはインフルエンザの予防接種を受ける際に、医師によく相談してアドバイスをもらいましょう。

それから、運動だけでなく、同時に飲酒なども避けるべきと言われています。体調に変化をきたすような激しい運動、飲酒は極力行わず、接種後丸1日程度は、安静に過ごすことが理想的です。

インフルエンザの予防接種☆入浴は?

一昔前には、予防接種を打った日にはお風呂に入ってはダメ、なんて説もありましたよね。ですが、最近ではこういったことは言われなくなってきています。

激しい運動はダメ、となると入浴もダメなのかと考えられてしまいがちですが、これはそれほど負担がかからないので、実はOKなのです。ただし、条件はあります。

  • 予防接種を受けてから1時間以上経過していること。
  • 接種直後に入浴、というのは避ける。
  • 予防接種を受けた部位をこすらないこと。

体を洗う際に、ついうっかりゴシゴシこすってしまいがちですが、意識して受けた方の腕を避けて洗いましょう。

また、もし副反応として、発熱などが起こっている場合や、体調不良を感じている場合には、入浴は避けた方が良いでしょう。無理せずゆっくり体を休めてください。

これらの注意点を守れば、大人でも子どもでも、接種した当日の入浴は可能なのです。

ただし、激しい運動と同じくらい体力を消耗するような、熱いお湯に長湯、なんてことは避けた方が良いでしょう。ぬるま湯で半身浴程度が理想ですね。

インフルエンザの予防接種☆手術などは?

手術というと大がかりなものをイメージしてしまうかもしれませんが、例えば「歯を抜く」などといったことも含みます。親不知を抜く予定がある人なんかもいらっしゃるでしょう。

こういったちょっとした手術や、大掛かりな手術まで、色々ですが、インフルエンザの予防接種が影響することはないのでしょうか?

実はこれは、接種後1ヶ月は、原則として避けなければならないのです。

もちろん、そうはいっても緊急で何かしらの手術が必要になることはあるでしょう。その場合は例外ですが、抜歯などの緊急性が無い手術であれば、接種後1ヶ月以上の期間を空けるのが基本となっています。

手術はいくらかのリスクもあるものなので、万全の体制で挑みたいものですね。そのためにも、できるだけ予防接種を受けた後というのは、避けた方が安全なのです。

気軽なイメージがあるインフルエンザの予防接種ですが、内容はウイルスを体内に入れるというもの。そう考えると、何かしらの副反応の可能性も含め、接種後に手術などを行うのは避けた方が良い、というのも理解できますよね。

まとめ

インフルエンザの予防接種は簡単なものという印象ですが、実は接種後、様々な注意点があります。運動に関してだけでなく、他にもある色々な注意点をよく確かめ、「このくらい大丈夫だろう」と自己判断せず、気になる点はしっかり医師に確認することが大切ですね。

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