青森県には実は数多くの桜の名所があります。
関東地方や関西地方の桜の見頃としては、やはり4月の上旬から下旬にかけてがピークです。
しかし青森県は東北地方で比較的涼しい所にあるので、桜が咲く時期も少々遅めになっているのも特徴です。
今回は青森県の中でも選りすぐった桜の名所をご紹介します！
意外と知られていない名所がたくさんあるので、もし忙しくてお花見の時期を逃してしまいそうだと思った時は、ぜひ青森県という涼しい地方でお花見をしてみてはいかがでしょうか？
お城を背景に綺麗な桜を見るならここ弘前公園の桜
弘前公園は青森県弘前市に位置しています。
東北の人気お花見スポットランキングは第1位で、さらに東北の行ってみたい桜名所ランキングも第1位を記録しているくらい、有名な桜の名所となっています。
ここの見どころはやっぱり種類豊富な桜です！
ソメイヨシノはもちろんのこと、枝垂桜や八重桜などの52種類の桜が咲いています。
また本数は約2600本もの数があります。
また夜には弘前城の天守閣と夜桜がとても見事です。
見頃の時期は4月の下旬から5月の上旬にかけてで、夜桜は日没から22時まで観賞することができます。
またこの名所は百選にも選ばれている場所でもあるので、一度は行ってみたいという人も多いです。
とにかく圧巻の桜景色を見に行ってみてはいかがでしょうか！
広大な土地に咲く桜はとても見事！芦野公園の桜
青森県の五所川原市にある芦野公園も桜の名所として有名です。
何とここは80ヘクタールもの広さがあり、そこには約2200本もの桜が植えられています。
とても見事な桜で百選にも選ばれている名所でもあります。
ここの桜は津軽半島の中でも屈指の名所でもあり、毎年4月29日から5月6日に行われている桜まつりは、いつも多くの人で賑わっています。実際に行った人たちによると、とにかくどこを見ても桜があって、見ていて春を感じるという感想や、多くの人が花見で賑わっていてとても活気があふれているという感想がありました。
やはり広大な土地に咲いている桜というのは本当に見事なのですね！
またこの公園の中には太宰治の文学碑や銅像もあり、太宰治のファンにとっても所縁の地となっているのも特徴です。
津軽鉄道の芦野公園駅から徒歩ですぐに到着しますし、車で来ても駐車場は500台分あり、1日500円で止めることもできるので、とても気軽に行きやすいのも魅力の一つです！
2つの池と桜がとても幻想的！猿賀公園の桜
桜は単体でも美しい花を咲かせていますが、近くに池があると、その美しさがより増していきます。
それがハッキリと見ることができるのが、この猿賀公園の桜です。
ここ青森県平川市にある猿賀公園の桜は、330本ものソメイヨシノや八重桜の近くに、見春ヶ池と鏡ヶ池という2つの池があります。
池の周りを取り囲んでいる桜はとても見事です。
桜の花びらが散って池に舞い落ちている風景は、本当に幻想的な雰囲気を出しています。
また、4月26日から5月6日の間にはおのえ桜と植木まつりも開催されており、毎年多くの人がそのお祭りを楽しんでいます。
とにかく美しい桜を見るために毎年多くの人が訪れますが、桜の下で楽しくお酒を飲みながら花見をしても良いですし、のんびり歩きながら桜を眺めるのも良いです！
まとめ
東北地方は毎年遅めに桜が咲くので、時期を逃してしまったと思っても、まだまだ楽しむチャンスはあります。
何だかんだで仕事などが忙しくて休みが取れない人も多いと思うので、この時期に咲いてくれて嬉しいという人も多いです。
また暖かい気候も続く時期になっているので、お花見をするのには最適な状態です！
もし時期を逃してしまっても花見を諦めずに、ぜひ青森県の方へ足を運んでみてください。
きっと素敵な桜が丁度見頃になっている頃だと思うので、とても楽しくお花見をすることができることでしょう！
