白菜の浅漬けは日持ちする?保存の方法や食べきるまでの期間は?

冬が旬のおいしい野菜の1つと言えば、白菜ですよね。
この白菜、お料理にも幅広く利用できますが、「たっぷり食べたい時」などに用いられる調理法の1つが浅漬けです。

では、そんな白菜の浅漬け、日持ちはするのでしょうか?
正しい保存の方法と、どの程度の期間で食べきるべきなのか、調べてみました。

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白菜の浅漬けは日持ちする?

白菜の浅漬けは日持ちするかどうかという疑問に対する答えは、NOです。

一般的に、漬け物と言えば保存食のような印象がありますよね。
ぬかに漬け込んだリ濃い塩分で漬けておくことにより、生鮮野菜よりも長持ちするように加工しているものが多いでしょう。

ですが、浅漬けについては漬け方が浅い分、どうしても日持ちはしにくくなってしまいます。
糠漬けなどと同じ感覚で「漬けた後何日も食べられる」と考えるのは大間違いです。
白菜の浅漬けは、発酵させてある糠漬けなどとは違い、調味液を白菜に染み込ませただけのものなので、傷みやすいのも納得ですね。

白菜の浅漬けの日持ちする期間は、基本的には漬けたらすぐに、その日のうちに食べてしまうこと、と言えます。
どうしても食べきれなかった場合でも翌日までには食べてしまいたいですね。

塩分や酢などが薄い分、日持ちはしにくい浅漬け。
しかも白菜は水分が多いので、すぐに傷んでしまうリスクがあります。
「漬け物だから長持ちする」という感覚は捨てましょう。

白菜の浅漬けの日持ち☆傷むとどうなる?

漬け物の場合、傷んでしまっても分かりにくいというデメリットがあります。
例えば糠漬けだと、酸っぱい味がしても乳酸菌が発酵されたことで作られた味、というケースもあります。
そのため、必ずしも酸っぱい味が腐った味であるとは判断できないのです。
香りも強いので、腐っているのかよく漬かっているだけなのか、判断が難しいですね。

その点、白菜の浅漬けは日持ちしない分、傷み方もとても確認しやすくなっています。
色が明らかに変色してきたり、不快なニオイがしたり、カビが生えてくることもあるのです。

このような状態になれば、味見などしなくても、傷んできていることは目に見えて分かりますよね。
2〜3日も置いておけば、こういった症状が出始めますので、見た目やニオイに違和感を感じる白菜の浅漬けはすぐに食べるのをやめ、廃棄してしまいましょう。

浅漬けは、決して日持ちさせるための調理法ではありません。
浅めに漬けて、素材が持つ味を楽しむための調理法であると考えてください。
調理後、数日で見た目や香りにも変化が出てきてしまいますので、色やニオイが悪くなる前に、美味しくいただいてしまいましょう。

白菜の浅漬け☆保存の方法は?

白菜の浅漬けの日持ちを少しでも長くするために、保存方法に気を付けたいところですね。

基本的に、調理した浅漬けは冷蔵庫で保存することになります。
常温だと、すぐに腐敗が進行する恐れがあるので要注意です。
きちんと冷蔵庫に入れて保存してください。

それから、保存する際には、浅漬けの汁は一緒に保存するのがおすすめです。
汁を入れていくことで空気に触れにくくなる分、白菜の浅漬けが傷みにくくなります。

長期保存の方法として多くの方が実践している冷凍保存についてですが、これは白菜の浅漬けには不向きと考えてください。
白菜は水分が多い野菜なので、冷凍すると、解凍時にうまくいかない可能性が高いのです。
ふにゃふにゃして食感が悪くなり、決して美味しいとは言えない状態になってしまいます。

白菜の浅漬けを美味しくいただくための最大のコツと言えるのは、「食べられる分だけを作ること」です。
浅漬けは日持ちする料理ではないので、食べきれないほどまとめて作るのには不向きだということを覚えておきましょう。

まとめ

白菜の浅漬けは日持ちしません。
他の漬け物とは違うということをよく頭に入れて、少しずつ作り、そして作った分はしっかり食べきること!
これを心がけて、美味しい白菜の浅漬けを満喫しましょう。

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