伊達巻のレシピ☆本格的な作り方と簡単な作り方を知りたいです!

伊達巻 レシピ

おせちの定番おかずの中でも、特にファンが多いのが伊達巻。
甘くてふんわりとした伊達巻は、まるでケーキや上品な和菓子のような味わいですね。

そんな伊達巻も、できることなら手作りしてみたいという方も多いでしょう。
そこで、伊達巻の本格的なレシピと、簡単お手軽なレシピを紹介します。

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伊達巻☆どうしておせちに入れるの?

さて、伊達巻作りをする前に、まずは伊達巻がどのような料理で、そしてなぜ、おせちに入れられるのかを知っておきましょう。

レシピを考える前に、意味を知っておくと、お料理が楽しくなります。

本来の伊達巻は、白身魚を原材料として使用します。
そこに卵を加えて混ぜ、黄金色に仕上げています。

そんな黄金色の見た目から、豪華なイメージがあるため、めでたいお正月に食すのにピッタリと考えられるのが1つの意味ですね。

伊達巻の「伊達」という言葉は伊達政宗の派手好きに由来しているという説があり、華やかさを表す食べ物とされています。

そしてもう1つの伊達巻が持つ意味は、「巻物」に似た形をしており、教養を持つことを願うということです。

巻物というのは昔の書物。
それを連想する巻いた形状の伊達巻は、文化的な繁栄を願う意味が込められているのですね。

そんな伊達巻、おせちによっては出し巻などで代用されることもあるようです。
だけど、せっかくだからお正月くらいは、こだわりの伊達巻をいただきたいですね!

伊達巻の本格レシピ

伊達巻は、魚のすり身を原材料として作られる蒲鉾に近い食べ物です。
すり身というと、家庭では難しいように思われがちですが、エビを使えば意外と気軽にできます。

○材料
・卵・・・2個
・大正エビ・・・50g
・砂糖・・15g
・みりん・・・15㏄
・酒・・・大匙1/2
・醤油・・・小さじ1/2

○作り方
①エビは殻を抜いて背ワタを取り、日本酒と片栗粉を1:1の割合で揉みこんで洗います。

それから、流水でしっかりと洗い流し、水気をよく拭き取ります。

②①のエビを包丁で細かく叩きます。できるだけ細かく叩いた後で、すり鉢に入れて、粘りが出るまでよくすり、これを裏ごしします。

③②に卵白1個分を加えてよく混ぜ合わせ、馴染んできたら残りの卵白も加えて混ぜます。

④③の卵白が混ざったら、卵黄を全て加えて混ぜます。

⑤④に砂糖・みりん・酒・醤油を加えてよく混ぜ合わせ、ロールケーキなどを作る時に使う四角い型にサラダ油を塗り、ここに流し込みます。

⑥200℃のオーブンで10~15分、さらに180℃で3分ほど焼き上げ、表面に焼き色を付けます。

⑦⑥をまきすの上に、焼き色が下にくるように乗せて、熱いうちに巻きます。
この状態で巻き終わりを下にし、輪ゴムで留めて冷めるまで待ちます。

⑧⑦を適度な厚さで切り分ければ出来上がりです。

手間はかかりますが、材料は気軽なものですし、作れないことは無いですね。

伊達巻を簡単に作れるレシピ

本格的に作ろうとすると、時間も手間もかかる伊達巻。
そんな伊達巻の手間ひまをグンと省くことができる簡単レシピもあります。

○材料
・卵・・・2個
・はんぺん・・・60g
・砂糖・・・25g
・塩・・・一つまみ
・酒・・・大匙1

○作り方
①切ったはんぺんと卵、調味料をミキサーに入れて撹拌します。

②①が滑らかになったら、ケーキ型にオーブンペーパーを敷いて、ここに流し込みます。

③IHグリルを160℃に設定して、20分ほど様子を見ながら焼き上げます。

④まきすで熱いうちに巻いて、輪ゴムで止め、冷めれば切り分けると出来上がりです。

魚やエビのすり身を作る、という過程は非常に面倒なものです。
それを解消してくれるのが、はんぺんとミキサーです。

はんぺんは魚のすり身から作られている食材ですので、これを混ぜれば簡単に魚の風味のある伊達巻ができるというわけです。

ミキサーなら、すり鉢ですって裏ごしして・・・という手間も省かれ、一瞬ですね。

また、オーブンで焼くのが面倒と感じる方は、IHクッキンググリルを使うのが便利です。
余熱の必要も無くできるというのが嬉しいですね!

まとめ

伊達巻は、家庭で作るのは難しい物・・・
そんなイメージは、レシピを見れば払拭されますね。

伊達巻は、本気を出せば本格レシピにもチャレンジできる、案外気軽なお料理です。
手作りすれば、甘さを調節することができるのも嬉しいですね!

伊達巻を手作りして、「我が家の味」を楽しみましょう!

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