初夏には、自宅で梅干しを手作りするという家庭も、意外と少なくありません。
梅干しは購入すれば決して安くはありませんが、自宅で作ればそこまでコストがかからず、しかも長い期間保存ができるし、味もお好みにできるのが嬉しいですよね。
例えば血圧などを気にしている方なら、減塩の梅干しを自分で作ることもできてしまいます。
では、そんな梅干しの作り方、減塩にしたいなら、どんな方法があるのでしょうか?
簡単でおいしく仕上がる方法を紹介していきます。
梅干しの作り方☆減塩で蜂蜜入り
梅干しの作り方で減塩しながら美味しくいただけるものを目指すのなら、蜂蜜入りにするのがおすすめです。
蜂蜜の甘味と梅干の酸味が絶妙にマッチし、塩分控えめでも、とても美味しく仕上がります。
●材料
(下漬け)
・完熟梅・・・500g
・塩・・・40g
・ホワイトリカー・・・40
(本漬け)
・酢・・・100〜150
・蜂蜜・・・100g
・ホワイトリカー・・・適量
・赤しそ漬け・・・適量
●作り方
梅をさっと洗い、水に1時間ほど浸して、虫などを取り除きます。
その後、ざるにあけておきます。
梅をよく乾燥させたら、爪楊枝でヘタの部分を取り除きます。
下漬けの材料をポリ袋に入れ、ここにを入れて封をして冷蔵庫に入れます。
時々、ポリ袋を降ったりしながら、5日程度浸けておきます。
本漬け用の瓶を清潔にし、ホワイトリカーで内部とフタを拭いておきます。
を漉して梅を取り出してに入れます。
にはちみつを加え、梅が浸るまで酢をつぎ足します。
赤紫蘇を加えてフタをし、冷暗所で保存します。
を浸けてから3週間ほど経ったら、ざるなどに並べて土用干しをします。
土用干し後の梅を再び漬け込み、瓶の中で1か月ほど寝かせれば出来上がりです。
酢を使う方法で、カビも生えにくく、塩分控えめのおいしい梅干しに仕上がります!
梅干しの作り方☆減塩で甘味あり
梅干しの作り方で減塩にする場合、やっぱり甘味は大切ですよね。
この甘味には蜂蜜を使う方法が一般的ですが、氷砂糖でもおいしく作ることができます。
氷砂糖を加えることで、減塩でもカビが生えにくくなるのが嬉しいですね。
作り方は、梅の約10%の重みの塩と氷砂糖を用意し、あとはホワイトリカーを梅1キロにつき約50使います。
梅を洗い、乾燥させてヘタを取り除く、といった下準備まで済ませたら、氷砂糖の出番です。
氷砂糖を軽く砕いてから、3等分にします。
そして、粗塩に1/3を混ぜて、容器の底にこれを少々降ったら、焼酎にくぐらせた梅を加え、塩をまぶしつけます。
さらに残りの焼酎、残りの塩をかけてフタをし、重しをしてから冷蔵庫で2〜3日置きます。
こうして梅酢が上がってきたところで、氷砂糖1/3を容器のワキから加えます。
4〜5日経過してから、さらに残りの氷砂糖を同じようにして加え、しばらく置きます。
10日程度で梅酢がしっかり上がりますので、これで出来上がりです!
意外と少ない材料で、簡単にできてしまいますね!
梅干しの作り方☆ジップロックで!
梅干しの作り方はジップロックでも簡単にできてしまいます。
容器を購入しなければならず大変な印象のある梅干しですが、ジップロックなら気軽ですよね。
●材料
・梅・・・500g
・塩・・・25g
・ホワイトリカー・・・適量
●作り方
梅は洗って乾燥させ、ヘタを取り除き、ジップロックに入れます。
ジップロックにホワイトリカーを5程度加えてフタをし、降って全体にまぶします。
に塩を加え、さらに振り混ぜて塩をまぶします。
しっかり空気を抜いてフタをして、冷蔵庫で保存します。
水が上がって梅が浸るくらいになり、土用の時期を迎えたら土用干しします。
消毒した瓶などに梅干しと梅酢を戻しいれれば出来上がりです。
少量で作る場合などは、この方法でも十分ですね。
最後に使用する瓶には、ジャムや海苔の入っていた瓶などを代用すれば、コストもかけずに梅干し作りが楽しめます。
まとめ
梅干しの作り方、減塩で簡単で、しかもおいしい方法がたくさんあります。
今年の夏は、ぜひ手作りの梅干し作りにチャレンジしてみましょう!