お盆のお墓参りの服装は?時期はいつ?なぜお墓に参るの!?

お盆と言えば「お盆休み!」という方も多いでしょう。
ですが、本来のお盆というのは先祖の霊を迎えるための風習であり、お墓参りや送り火など、昔ながらの風習を行ったり、お墓参りをしたりする家庭も少なくありません。

では、そんなお盆のお墓参りの服装は、どのようなものが理想的なのでしょうか?
また、時期はいつなのか、そもそもなぜ、お盆という期間にお墓参りをするのかなど、気になる点が多数ありますね。
そこで、そんなお墓参りに関する疑問点を解消しましょう。

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お盆のお墓参り☆服装は?

まず気になるのは、お盆のお墓参りは服装はどのようなものが良いのか、という点ですよね。
お葬式の時などには喪服を着用しますが、お盆のお墓参りだとどうなるのでしょうか?

実は、お盆にお墓に参る際の服装は、特に決まりはなく、基本的には普段着でOKとなっています。
ただし、いくら暑い夏だからと言って、あまりにも派手、露出度が高い、くだけ過ぎているというファッションは避けた方が良いでしょう。

できるだけシックな色合いの、上品な洋服で訪れるのが無難です。

子供の服装に関しても、特にルールはありません。
お墓があるお寺や墓地は自然が多く、意外と子供にとっては遊び場のようになることもあります。
子ども達と一緒にお墓の掃除などをすることもありますので汚れても良い服を選んだ方が良いですね。

それから、靴に関してはスニーカーが良いでしょう。
お墓がある場所は足元が悪い場合も多いので、パンプスやサンダルなどで訪れると危険なこともあります。
動きやすいスニーカーを選びましょう。

ただし、お盆のお墓参りの服装に関する決まりは、各家庭や地域で多少の違いがあります。
まずはご自身の近親者の間で、どういった風習があるのかを確認しておくことが大切ですね。

お盆のお墓参り☆時期はいつ?

では、そんなお盆のお墓参り、時期はいつが良いのでしょうか?

これは、大体の地域で8月13日頃となっています。
この日にはお墓に訪れ、お盆の期間、帰ってきてくれるご先祖様をお迎えに行くという意味があります。

では14日、15日、16日の送り火をするまでには、ご先祖様は家に帰っているから、お墓参りをしてはいけないのかということになりますよね。 ですが、お墓というのは仏様と同じような存在であり、悟りの世界を表した塔、という考え方になっています。

そのため、決してお盆の期間中にお参りしても無意味ということはないのです。
もし13日に訪れることができなかった方が、14〜16日の間にお墓参りに訪れても、これは決して間違えたことではありませんので安心してください。

それから、関東などでは7月盆といって、1ヶ月前倒しでお盆を行う地域もあります。
この場合は、7月13日にお墓参りをして、ご先祖様を迎えにいきますので、ご自身の住む地域ではどうなっているのか、しっかり確認しておきましょう。

お盆のお墓参り☆なぜ!?

服装や時期などが分かったところで、そもそもお盆のお墓参りはなぜ行うのか、というのも気になるところですね。

お盆にお墓参りをするのは、先祖供養のためと認識されています。
浄土真宗においては、極楽浄土から救いの手を差し伸べる阿弥陀如来像に、感謝の意を表するためのお墓参りであると考えられています。

お墓参りに関する考え方は様々で、手を合わせることでご先祖様が極楽浄土に行きやすくなると考えられていたり、あるいは自分自身が亡くなった時にも極楽浄土に行けると考えられたりもします。 ですが、基本的には今の日本では、お墓に宿る大切なご先祖様に対して手を合わせることで、亡くなった方に気持ちを伝えたい、という考えが定着しているようですね。

お盆にお墓参りをする理由は色々ですが、先祖のことを想ったり、暑い最中にご先祖様の霊も暑いのではないかと、お水をかけてあげたりすることで、なんとなく、気持ちが安らぎますね。

まとめ

お盆のお墓参りの服装や時期には、多少のマナーや決まり事はあるものの、基本的には自由度が高くなっています。
なぜお墓参りをするのか、その目的は様々です。
ですが、まずはご自身にとって大切で身近な存在であった方のことを思いながら、「ここにいる」という気持ちで、お墓に手を合わせたり、掃除をしてあげることが大切ですね。 これは亡くなった方のためでもあるかもしれませんが、何よりもご自身の心の拠り所になるでしょう。

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