クリスマスには、
クリスマス独自のメニューで食事を楽しみたいですよね。
クリスマスメニューといえば、
イタリアンやフレンチといった洋風のメニューをイメージしますね。
ですが、フレンチとイタリアンでクリスマスメニューにどのような違いがあるのかは、
よく分からないという方も多いのではないでしょうか？
そこで、そんなフレンチとイタリアンにおける
クリスマスメニューの違いについて紹介します。
クリスマスメニュー☆フレンチはこんな感じ！
フレンチのレストランで
クリスマスメニューのコースを注文すると、
前菜→メイン→デザート
の順に登場します。
メニューの構成は店舗により様々で、
品数もそれぞれに違ってきます。
前菜では一口サイズのオードブルなどが出てきて、
重くならずに気軽にいただくことができます。
メインは魚や肉の料理ですが、
フレンチの場合はメインには、
どちらかというと肉が用いられることが多いですね。
また、ソースにこだわることが多いというのも、
フレンチの特徴の1つです。
肉や魚といったお料理に野菜が添えられて
1皿の料理になったものが提供され、楽しみます。
中には、このメイン料理の前にスープが入ったり、
デザートの前にチーズが入ったりするレストランもあります。
高級なレストランほど品数が多い傾向があり、
比較的、庶民的なフレンチレストランでは、
メインのみで済まされる場合もあります。
フランス料理といえば、
キャビアやフォアグラ、トリュフといった
高級食材のイメージも強いですね。
フレンチのクリスマスメニューには、
これらの個性の強い食材を用いられているものも
多く見られます。
基本的にはフレンチは、
ルネッサンス時代にイタリアから
影響を受けて形成された料理です。
そのため、
イタリアンと似通った部分は多々あります。
クリスマスメニュー☆イタリアンでは！？
イタリアンのレストランでクリスマスコースを注文すると、
食前酒に始まり、アンティパストと呼ばれる前菜が提供されます。
それから続く料理には、
スープ・パスタ・リゾットなどが入ります。
スープはフレンチとは大きく異なる趣向のもので、
フレンチは何時間もの間、丁寧に煮込んで作られるスープが多いですが、
イタリアンではミネストローネのように、
いくつもの具材を混ぜ込んで作るスープが多いです。
パスタやリゾットといったものは、
フレンチではあまり登場しないお料理ですね。
それから、
イタリアンのコースではメインが登場します。
このメイン料理は、
フレンチでは肉が中心であるのに対し、
イタリアンでは魚介類が中心になることが多いです。
さらに、その季節にちなんだメニューなども登場し、
クリスマスらしい盛り付けのお料理が味わえます。
それからチーズ、
そしてドルチェです。
ドルチェにはティラミスなど、
イタリアらしいものが提供されます。
さらに食後酒などが登場するお店もありますが、
日本ではあまり馴染みが無いので、
出てこないことも多いですね。
フレンチと似ている面も多いですが、
イタリアン独特のメニューも豊富なので、
こちらはこちらで楽しめる内容となっていますね。
クリスマスメニュー☆フレンチとイタリアンではマナーも違う！
クリスマスメニューを楽しむディナーコースで、
定番のイメージが強いフレンチ料理とイタリアン料理。
ですが、本格的なお店に行くのであれば、
そのマナーについてもしっかり頭に入れておきたいものです。
コースを楽しむ際のマナーは、
実はフレンチとイタリアンでは違う面が多々あります。
どちらの料理を楽しむかによって、
マナーも変えましょう。
例えばフォークの使い方。
イタリアンでフォークを使う際には、
フォークの背に料理を乗せて楽しみます。
ですがこの方法は、
フレンチではダメです。
ただし、フレンチでは
フォークを右手に持ち替えるのはOK。
これはイタリアンではご法度となっています。
また、食べ終えた後の食器の扱いも違います。
イタリアンでは、
食べ終えた後のナイフやフォークは
縦に並べておきます。
フレンチの場合は、
右斜め下に柄がくるように並べるのがマナーです。
さらに、スープを飲む際にも
気を付けなければなりません。
フレンチではスプーンを置くから手前に運んですくい、
量が少なくなったら皿を自分自身に向けて傾けます。
イタリアンでは真逆で、
手前から奥に向かってスプーンですくい、
少なくなれば手前に向けて傾けます。
これらのマナーを頭に叩き込んでおけば、
それぞれのレストランでクリスマスメニューの
ディナーコースを楽しむ際にも、
恥ずかしい思いをせずに済みますね！
まとめ
クリスマスメニューを楽しむ
フレンチやイタリアンのレストラン。
どちらでディナーを予約しようかと迷っている方は、
その違いや特徴を知っておくと、
選びやすくなりますね。
似ている部分もありますが、
それぞれの国に合わせて発展してきたメニューなので、
違っている部分も色々あります。
フレンチとイタリアンの
クリスマスメニューを食べ比べて、
楽しんでみるというのも素敵ですね！
