寒い時期がまだまだ続いていますが…日によっては暖かく、遠くからやってくる春の気配がしますね。
春、日本の風物詩といえば桜。桜は、日本の国を象徴する花です。
日本三大桜のひとつ三春滝桜。毎年長い渋滞が出来、たくさんの観光客が訪れています。
今回は、三春滝桜やその周辺の渋滞についてお話していきたいと思います。
三春の滝桜はどこにあるの?
日本三大桜といえば、岐阜県根尾村にある淡墨桜、山梨県武川村にある神代桜。
そして、福島県田村郡三春町にある三春滝桜です。
この三春滝桜は1本しかありません。樹齢1000年以上のエドヒガン系の紅枝垂れ桜です。
国の天然記念物の指定を受けた名木でその迫力は素晴らしいものです。
緩やかな斜面に咲いている桜は、見事…という以外の言葉が浮かんできません。
三春滝桜と見ようと毎年、日本各地から人々がお花見に訪れています。
三春の滝桜、例年の開花時期や渋滞回避方法!
例年、4月中旬頃に開花宣言が出ています。
町から開花宣言が出ると、観桜料徴収(300円)が始まります。
見ごろは4月中旬から5月上旬(GWごろまで)です。
最寄り船引三春ICから滝桜まで7.3km、あるいは郡山東ICから12.6kmの距離があります。
桜が満開の週末、かつ日中は4kmの距離を進むのに2時間以上かかるほど渋滞しています。
朝早く、駐車場が開いている時間であれば駐車場付近で少し待つ程度で済みます。
8~9時までには駐車場についていると、スムーズに桜を見ることが出来ます!
桜の開花時期は、通常の駐車場に加え臨時駐車場も用意されています。
朝6時という早い時間から、午後6時まで駐車場が開いています。
夜、桜のライトアップ期間中は夜9時まで開いています。
日中の桜もいいですが、夜桜を見るのも素敵ですね。
遠方からお花見に訪れる場合は、基本的に車移動の方が多いでしょうか?
もちろん、滝桜の駐車場まで車で行くのも良いと思いますが、渋滞にハマると動けません。
車以外の交通手段も、とても充実していることを知っていましたか?
鉄道で来る場合…最寄駅はJR磐越東線三春駅になります。
桜が満開の時期のみ、駅から臨時バスが運行しています。
昨年は、大人1,000円(滝桜観桜料を含む)、中学生700円、小学生350円の料金でした。
もし、駅からタクシーを利用する場合は渋滞なしで所要時間15分程度。
料金は3,000円程、平日大人4人で行く場合はタクシーの方がお得ですね。
また、三春町運動公園から無料シャトルバスの運行もあります。
運動公園に車を停めることができますので、途中からバスに乗り換えて行くのもおすすめ。
午前8時~夕方5時までの間で、シャトルバス乗車時に滝桜観桜料300円が徴収となります。
お花見のねらい目は、平日の雨やくもりの日!傘をさしてゆっくりと滝桜を見るのもあり。
あるいは、平日の朝早い時間であれば比較的渋滞することなくゆっくりと桜を見られますね。
三春の滝桜☆桜もいいけどお腹もすいた!三春観光名物など☆
お花を見るだけじゃなくて…お花見をしながら美味しいものを食べたくなりませんか?
花より団子というくらいですし(笑)
そんな方のために…滝桜の周辺に芝生の広場があります。
ブルシートやお弁当を持参すれば、のんびりとお花見しながらお腹を満たすこともできますね。
また、どうしても現地に行けない方のために…町のホームページに滝桜のライブカメラもあります!
自宅のパソコンの前でもお花見可能です。
あるいは、桜の状況を確認しながら日程を決めるのもいいですね。
お花見に行った後、帰り道…記念に必要なものはお土産ですよね?
三春町にも、ぴったりのお土産がありますよ!
三春張り子人形、三春駒などの工芸品や三角油揚げ、三春そうめん、和菓子、地酒、地場産の農産物などの美味しい食べ物もたくさんあります。
まとめ
綺麗な桜に、お花見…考えると春の訪れが待ち遠しくて仕方ないですね。
まだ東日本大震災の影響で風評被害に悩まされている福島。
ぜひ、観光に行くことで地域活性化に繋がり、滝桜の素晴らしさを皆さんに知ってほしいと思います。