七面鳥って外国のクリスマスの定番だけど、どんな味の肉なの?

七面鳥 クリスマス

欧米のキリシタンの家庭では、クリスマスといえば七面鳥の丸焼きを食べるのが定番だと言われていますよね。

日本でもクリスマスを楽しむ風習はありますが、日本のクリスマス料理の定番は「ローストチキン」。ターキー、つまり七面鳥ではなく、鶏の肉です。

だけど、海外では定番となっている七面鳥の肉に興味を持っている方も多いですよね。

では、そんな七面鳥は一体どんな味の肉なのでしょうか?

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七面鳥の味を簡単に例えると?

七面鳥も鳥の一種ですから、普段食べている鶏肉と似たところはあります。
ですが、どちらかというと脂が少なく、モモ肉よりは、ささみや胸肉といった部位に近い印象です。

このぱさぱさ感はローストの方法によっても違ってきます。
丁寧にジューシーにローストされた七面鳥の味は、ぱさぱさ感が少なく、美味しくいただくことができます。

クセも無く、日本人も親しみやすい味わいですね。

また、食感は弾力があり、噛めば噛むほど良い味がしみ出してくる感じです。
部位によって味が濃厚で、臭みもほぼありません。

食べやすく濃厚な味の鶏肉のささみ、という例えが1番、しっくりきますね。
細かい骨が多いので、丸ごとローストしたものをいただく場合には、骨に注意して食べるようにしましょう。

七面鳥の味を楽しむレシピ

七面鳥は日本では食する機会が少ないですが、絶対に食べられないというわけではありません。

そんな七面鳥の味を楽しむレシピとして、やっぱり代表的なのは七面鳥の丸焼き。
「ローストターキー」とも呼ばれます。

ベビーターキーという、小さめサイズの七面鳥が販売されているので、これを使うと4人分程度のローストターキーが作りやすいですね。

シーズニングを全体にまぶして、室温で1時間ほど置いて味を馴染ませてから、オリーブオイルをかけて200℃~220℃のオーブンで30~40分焼きます。

焼き上がってから5分ほど置くと、さらに味がなじんで美味しくなります。

この「じっくり焼き上げる」という過程と、「丁寧に味を馴染ませる」という過程をしっかり行うことで、ぱさぱさ感が軽減されます。

焼きすぎたり、慌てて切り分けたりすると、ぱさぱさの原因になるので注意しましょう。

七面鳥の丸焼きを、形良く仕上げたい時には、タコ糸を使って足を縛ると良いですね。

見た目にもゴージャスで素敵な丸焼きに仕上がります。
シンプルな調味料で作る料理なので、七面鳥が持つ本来の味を存分に楽しむことができますね!

クリスマスに七面鳥をはじめとする鶏肉などが食べられるようになったのは、「お祝いの日に悪事が起こらないよう、生贄を神にささげた名残」であると言われています。

そのため、七面鳥は丸焼きにして食べるのが正式な食べ方なのです。

七面鳥の味をもっと楽しむには?

クリスマスの七面鳥を楽しむ方法ですが、単なる丸焼きではなく、内臓を取り除いてあるお腹の部分に詰め物をするという方法もあります。

この時に詰める詰め物は、家庭により様々です。

ひき肉やパンのクズのようなものを入れて焼く家庭もあれば、野菜や果物を詰めて焼く家庭もあります。

野菜や果物だけを詰める場合には、それはあくまでも七面鳥の味を引き立てるだけの具材なので、取り出して食べません。

また、北米ではパンチェッタという豚の塩漬け肉と玉ねぎやセロリ、マッシュルームを炒め、ここに湿らせたパン粉と卵を加えて混ぜたものを詰めます。

この状態で焼くと、中の具材まで美味しくいただくことができます。

他には、バターでソテーしたキノコを詰めたり、バターライスを詰めるなど、様々な方法があります。

七面鳥のお腹に何を詰めるか、考えるのもクリスマスの楽しみの1つになりそうですね!

まとめ

日本ではあまり販売されておらず、馴染みの無い七面鳥。
ですが、調理は意外と簡単で、しかも味わいも日本人の味覚に合っています。

通販などで気軽に購入することもできるので、今年のクリスマスはローストチキンではなく、本格的なローストターキーで楽しんでみてはいかがでしょうか?

中の詰め物も、色々試して楽しんでみると良いですね!

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